俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の低い順の1222ページ目

「揚げパンのザラメのキララ小春かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 揚げパンのザラメのキララ小春かな

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。私も揚げパン好きですよ。って言うか、好きだった、かな。中学校の給食以来、食べていないから。

御句、私も初読で、「ザラメのキララ」、ここがポイントだと思いましたが、ザラメの、で一旦軽く切れてしまわないほうがいいと思い、

揚げパンのザラメキラキラ小春かな

と提案しようと思いました。
そして他の方々のコメントを拝読。
なんと、気まぐれさんに先を越されました!同じ提案句!

どうしようかと悩みましたが、図々しく置かせていただきます!(気まぐれさん、ごめんなさい)
またよろしくお願いします!

点数: 1

「揚げパンのザラメのキララ小春かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 揚げパンのザラメのキララ小春かな

めいさん、こんにちは。
再訪です。コメントへのご返信、有難うございました。
「ザラメのキララ」、いいですよ!「ザラメキラキラ」よりいいかもしれません。私がザラメのキララをザラメキラキラにしたのは、下五最後が「かな」で終わっているからでしょうか。
「かな」で終わる場合は、中七以降に切れ(またはそう感じる助詞)があると、少しリズムが悪くなって、「かな」で詠嘆される対象が、取ってつけたような印象になることがあります。
ですから御句では、もし「ザラメのキララ」を生かすのであれば、最後を「かな」で締めずに、他の体言等で終えればいいのではないかと思います。

と、ここで、気まぐれさんが、「ふと思いついた」とのことで、私が申し上げようとしたことを見事に表してくださっています。
悔しいので(笑)、違う提案句を置かせていただきます。

・揚げパンのザラメのキララ小春風

これでお問いかけのお答えにさせていただきたく、よろしくお願いします。

点数: 1

「店先に空き缶の山蔦枯れる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 店先に空き缶の山蔦枯れる

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。寂しい風景ですねー。
空き缶といえば、誤解を恐れずに言えば人の捨てたもの。そんなものが店先に山になっているということは、どう考えてもそのお店は、もう、やっていないですね。
もしかしたら、蔦のきれいに絡まる古風なカフェだったかもしれないし、バー?レストラン?飲食店ではないかもしれないけど。
もちろん他にいい季語があるかもしれませんが、私は「蔦枯れる」で悪くないと思いますよ。そういう、蔦の絡まる素敵なレストランが近所にあって、先日久しぶりに訪ねたら、すごい行列で諦めたばかりだったので…(笑)。

点数: 1

「透かし見て光る笑顔や初氷」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 透かし見て光る笑顔や初氷

気まぐれ亭いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。初氷はこれから寒さに向かう前兆と思われますが、この作者は楽しそうでうらやましいです(笑)!

御句、おかえさきこさんと似たコメントになって恐縮ですが、やで切れを入れていますが意味的につながっている点が少し気になりましたのと、このままでは季語の初氷よりも君の笑顔に気持ちが行っていて、初氷が君の笑顔を引き立たせる道具立てのようになっているように思いました。

そこでまず、笑顔の主を明確にして、その人への想いを十分に表した上で、それは季語のおかげであると、季語を立たせるという作りにできないか考えてみました。

・君の顔透かせば光る初氷

掛け言葉のつもりではないのですが、この「光る」のは、君の笑顔とも初氷とも取れて、悪くないかなと思いました。
よろしくお願いします。

点数: 1

「星々の生まれては消ゆしづり雪」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 星々の生まれては消ゆしづり雪

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。
私事ですが、昨日まで休暇で旅行をしまして、訪れた高地の大寺院で、しずり雪を体験しました。軒下は危険なのでロープが張ってありました。結構な迫力でした。

さて御句ですが、空の星としずり雪を合わせるのはすごいと思います。私には真似ができない。
ただ、もし、許されるのであれば、私は次のように詠みたいです。

・星々は生まれ変わるやしづり雪
・星は消え星は生まれるしづり雪

要するに何が言いたいかと申しますと、空の星は不変である、減らないみたいな。
勝手な提案で申し訳ありません。よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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