俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1221ページ目

「サンレミの庭に想いを馳せる冬」の批評

回答者 なお

添削した俳句: サンレミの庭に想いを馳せる冬

吟さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
「サンレミの庭」、全く存じませんでした。ゴッホは有名ですし、いくつかの絵は浮かんできますが…。
私が危惧するのは、吟さんが想いを馳せている内容がそもそもわからないところへもってきて、このサンレミの庭もなんのことかわからないとなると、御句がまるで理解できないという点です。
例えばムンクの「叫び」のように、あまりにも有名な絵画であれば、また状況は違ってくると思いますが…。

そこで私は次のように考えてみました。

・ゴッホの絵に自分重ねる霜夜かな

ゴッホの生涯は、「サンレミの庭」よりも推測しやすいのではないかと。ですので、どんな絵を思い浮かべるかは読み手に任せるとして、霜夜という季語と相まって、作者の心境が少しは伝えられるのではと思いました。

点数: 0

「彼方から舞うやうな羽根窓の霜」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 彼方から舞うやうな羽根窓の霜

よしたさん、再訪です。私のコメント、最後に数行の「消し忘れ」がありました。申し訳ありません。
これから気をつけます!

点数: 0

「ガタピシと軋る雨戸や実千両」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ガタピシと軋る雨戸や実千両

こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。挑戦してますねー。取り合わせですか? 素晴らしい。悔しいので(笑)、何か言おうっと(笑)。

他の方からも出ていますが、「ガタピシ」、これ、懐かしいですが、ちょっと古いかも…。でも若い人は知らないから大丈夫でしょうか?

あと、せっかく立て付けの悪いことを「ガタピシ」とユニークなオノマトペで伝えているのに「軋む」とも言ってしまってはもったいないですね。
あと「実千両」。庭にあるんですね?悔しい(笑)!私は庭に千両のある家、憧れなのです。実は先日、
「千両も万両もある隣家かな」
という駄句をあるところに投稿しました。結果を楽しみにしているところです。
おっと脱線しました。私の提案句は次の通りです。

・騒がしく閉じる雨戸や実千両

点数: 2

「夫からの電話も終へし霜夜かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夫からの電話も終へし霜夜かな

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。ご主人様はいかがでしょうか。ご快方に向かっておられますことを祈ります。

さて御句、色々考えたのですが、このまま鑑賞させていただきます。実にいい句です。
感想は、悔しいですが(笑)げばさんと全く同じで、電話の短さが愛情の表れではと思うのです。
考えすぎかもしれませんが、かかってきたのは携帯ではなく家の電話では? 家の電話って、廊下とか静かなところに置いてありますから、そういうところって居間より寒いでしょう。奥さんをそういうところに長いこと立たせたくないというお気持ちから、すぐに電話お切りになったのだと思いますよ。

そんなわけで、私の提案句も最初はげばさんと同じに、

・夫からの電話短き霜夜かな

を置かせていただこうと思いました。
しかし、これだと、げばさんも危惧してますが、ご主人の愛情を伝えきれない。それに、あつこんさんが忙しいので早々に切り上げたと読めないこともない(笑)。

あらためてご投句を拝読します。

「夫からの電話も終えて霜夜かな」

これは、「一人だから何もすることがない。する気にもならない。唯一の楽しみだった夫からの電話さえも終わってしまった…。あとは、この寒い夜に戸締りをして一人で寝るだけ…」という心情、光景が、見事に表されていますね。いい句です。

あつこんさん、今夜も冷えます。どうか暖かくしておやすみくださいね。

点数: 0

「三日間ケーキで祝う淑気かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 三日間ケーキで祝う淑気かな

オルカさん、こんにちは。
御句拝読しました。ちょっと微妙な違和感を持ってしまいました。
この句の微妙な違和感は、まず、三日間ひたすらケーキを食べ続けたようなイメージがあること。本当はそういうことではなく、「我が家の三が日はおせちとともにケーキも出るのですよ」という意味だと思います。ただ、三が日としてしまうと季語が重なってしまうから、三日間としたのではと思いました。
次に、「ケーキで祝う淑気かな」となっていますので、「淑気を祝う」ように読めることです。ご存知のように、淑気は天地に満ちている喜ばしくもおめでたい気分であって、誕生日のようにケーキで祝うものではありません。

そこで私は次のような提案句を考えました。

・誕生日祝ふケーキや淑気満つ
・淑気満つ誕生祝ひのケーキにも

「三日間」は、この際ごめんなさいです。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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