俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削投稿の古い順の1203ページ目

「復興を支える重機能登の春」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 復興を支える重機能登の春

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。私のコメントを受けて詠み直しなさったとのこと、恐縮です。

ただ、私はイサクさんの素晴らしい、客観的で建設的なコメントを拝読して気がつきました。

竜子さんがお詠みになった光景は、倒壊した家屋を解体して取り除く場面ですね?これは確かに思い出の家屋を壊していくことになりますね。
復興のためには避けては通れないことだとは思いますが。

私は、そこまでは思いが至らず、まだ瓦礫とかを取り除いている場面を思い浮かべたものですから、先のコメントになりました。
竜子さんは、私の先を行っていたのですね。
ただ、竜子さんは、そのことをわかっていながら、元の句では私のように取られることもあるのかとお思いになり、弁解めいたことをおっしゃらずに、お詠み直しなさったのですね。
さすがであり、竜子さんの懐の深さに感服します。と同時に、私の読みの甘さを申し訳なく思います。竜子さんに詠み直しなんてさせてしまってごめんなさい。

またそれを、感情論に走らず冷静かつ理論的にご説明くださり、私に気づきを与えてくださったイサクさんにも感謝します。有難うございました。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「在りし日の思い出めぐるは東風の中」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 在りし日の思い出めぐるは東風の中

ソテさん、こんにちは。
御句拝読しました。
前句によく似ていますね。この主題にこだわりがおありですか。

前句から申し上げていますが、
あらためて以下四点お伝えします。

・「在りし日」には、「誰かが生きていた頃=生前」という意味と、「ここに住んでいた頃」という二つの意味があり、大きく違う。

・「在りし日」と「思い出」は、意味が似ていてどちらかでいい。

「在りし日」にしても「思い出」にしても、作者の頭(心)の中のことで映像がなく、読み手が想像しにくい。

・中の句が八音になっており、避けた方がいいと言われています。出来るだけ七音に。

句会があるとのこと、どのような句会かわかりませんが、以上のことは少しご考慮いただいて損はないと思います。
よろしくお願いします。

点数: 1

「身の竦む想い三寒雨染みて」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 身の竦む想い三寒雨染みて

星勲さん、こんにちは。
御句拝読しました。
三寒もいい季語ですが、ご自身のコメントのような心情を詠むのであれば、「冴返る(さえかえる)」という季語がありますよ。
ネットには、「春さき、暖かくなりかけたかと思うとまた寒さが戻ってくること。一度暖かさを経験しただけに、より冴え冴えとしたものを感じさせる。」とあります。
これをうまく配して作句できないでしょうか。

・冴返る靴の中まで雨染みて

季語のご紹介以外は提案句としてはパッとしませんが、少しでもご参考になれば幸甚です。

点数: 0

「昼時の形残さず氷雨」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 昼時の形残さず氷雨

うううるさん、こんにちは。
コメント拝読しました。
「五七五のリズムでなくても十七音であれば俳句」、確かにそうかもしれませんが、私のような初心者は、出来るだけ基本に忠実に、と心がけています。ですので私のコメントも、それに沿ったものになりますことご理解ください。

さて御句拝読しました。下五の「氷雨」が気になります。
私は五七五派ですので、音数的にこれを「こおりあめ」と読むのかと思います。
しかし「氷雨」は「ひさめ」と読んで夏の季語です。「雹(ひょう)」の傍題ですね。
ですので句意は、「昼に降った雹が、もう跡形もないよ」ということでしょうか。

氷雨を「こおりあめ」と読む読み方はないようです(私が知らないだけかもしれません)。
私としては、「こおりあめ」と読ませるような置き方ではなく、「ひさめ」と読んでもらえるように、

・昼時の形残さぬ氷雨かな

とかもありかと思います。夏の季語ですが。
よろしくお願いします。

点数: 0

「黒山や甦りし花一分」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 黒山や甦りし花一分

よねちゃんさん、こんにちは。初めまして。私の友人にもよねちゃんがいますよ(笑)。まさかその人では!

御句拝読しました。先にイサクさんが大変しっかりと示唆に富んだコメントをしていらっしゃるので、私は簡単に。

一読して、何が何だかわからなかったのはイサクさんと同じです。原句は「黒山だなぁ…花一分がよみがえったよ」というような意味になりますよね。

もしご自身のコメントのようであれば、

・花一分いま甦る黒山よ

とかならまだいいですね。

しかし、「黒山の人だかり」を、形容詞の「黒山」だけ残して「人だかり」を入れないのは、わかりにくい第一の原因かもです。

・花一分甦るあの人だかり

黒山の人だかりの理由は、普通に考えると花見の賑わいだと思いますので、そのように私なりに提案させてください。

・一分咲きかつて花見の人だかり

これもまだ途中っぽいですが、「かつて」で、昔は人出があったなぁ、という意味です。
また聞かせてください!

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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