俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削投稿の古い順の1201ページ目

「いつからか使わぬシャベル春の土」の批評

回答者 なお

添削した俳句: いつからか使わぬシャベル春の土

竜子さん、こんにちは。
再訪です。

拙句「終電」へのコメントを再読していて気がつきました。
「余寒を見送る」をご評価いただきましたが、「私が終電と余寒の両方を見送った」わけではないのです。
「余寒と私が一緒になって、終電を見送った」のです。終電に乗り遅れて、その途端にそれまでのヌクヌクした気持ちが消えて余寒が襲ってきた、みたいなイメージです。
しかし、そうは読めませんね。自選ボツにして良かった(笑)!

自己満足に陥りそうなところを救ってくださり、有難うございました。
これからもよろしくお願いします。

点数: 1

「花冷えの日本酒二杯まどろみぬ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 花冷えの日本酒二杯まどろみぬ

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。
前句は季重なりでしたね。ご指摘しようと思っていましたら、詠み直し句が出てきました。
でも、花冷えに燗酒はいい取り合わせですよね、わかります。

詠み直し句、私は、花の季節に日本酒「二杯」でまどろんではちょっともったいないと思います(笑)。「二本」とか、「二合」とかではいかがでしょう?

点数: 1

「東風吹けば在りし日思い出巡りけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 東風吹けば在りし日思い出巡りけり

ソテさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。全体に切なさが漂いますね。

先にイサクさんが的確なコメントを置いていらっしゃいますので、少し違うことを。

「在りし日」とありますが、これをどう取るか。もちろん、俳句は読み手が想像して鑑賞するものですので、色々な受け取り方があっていいとは思います。
ただ、私としては、作者が思ったように受け取って欲しいと思います。

在りし日には、二つの意味があります。一つは、単に「昔」のこと。特に、「そこに住んでいた日々」みたいな感じでしょうか。
もう一つは、ある人の生前すなわち生きていた日々のことです。亡くなった人の面影を偲ぶ場合です。

御句、どちらでも取れますし、それでいいのですが、ここは「添削道場」ですので、初心者のうちは、投句に添えるコメントに、詠んだ時の心境とか風景を書いて、それが伝わるか聞いてみるのもよろしいのではと思います。
また聞かせてください!

点数: 1

「春みぞれ廊下行き交ふ車いす」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春みぞれ廊下行き交ふ車いす

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。私は初読で、いわゆる老人ホームのことだとばかり思っていました。
ご自身のコメント拝読して、「えっ」と。それほど、病院とは思えませんでした。

なぜだろう、と考えました。
これはいい悪いの問題ではなく、個人的に考えるには、
・春みぞれが風流で、「病気」を感じさせず、静かで和やかなイメージを持ったからかな?
・「車椅子」で、「病人」「けが人」とかより「高齢者」が思い浮かんだから?

いずれにせよ、病院も老人ホームも共通項がありますよね!
母親の車椅子を押していた日々を思い出しました。このままいただきます!

点数: 1

「月冴ゆる吐く息と束の間の静けさ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 月冴ゆる吐く息と束の間の静けさ

田中なかすじさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。いつもより早いと、通い慣れた駅でも違う風景に気がつくことってありますよね。

御句、残念なのは字余りです。
ここにご投句なさるくらいですからご存知のように、俳句は五七五が基本です。これは、目で読んだ時も口に出してみた時も、リズムが良く。流れもスムーズだからです。時たま字余りや字足らずの句もありますが、それが流れを乱さずに逆にいい効果を出している場合には評価されます。
そうは言っても、やはりルールは大切にしたいですね。

御句、全体に、今朝の様子をどなたかに手短かに報告するような感じになっています。特に最後の静けさ。静かだったのはわかりますが、ダイレクトに静けさと言わずに、読み手が、「ああ、それは静かだったのだろうなぁ」と想像してくれるような作りが、俳句としては評価が、高いようですよ。

・月冴ゆる吐く息の音響きをり

静かなので、自分の吐く息の音さえ響いている、というような意味です。
即吟ですので推敲の余地がありますが、イメージをつかんでいただけたら幸甚です。
よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

車庫造るため引き抜きし桜かな

回答数 : 6

投稿日時:

ガラス戸に犯人の顔花の雨

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺春惜しむ

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺晴惜しむ

回答数 : 2

投稿日時:

名の由来知らぬ世代や昭和の日

回答数 : 27

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

ハロウィンの魔女が中秋さらったの

作者名 ハオニー 回答数 : 1

投稿日時:

仕込みたる麺に練り込む月明かり

作者名 そうり 回答数 : 15

投稿日時:

夏の空強くはないと星光る

作者名 翔子 回答数 : 2

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ