俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1133ページ目

「課題ありしかし進級まで二日」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 課題ありしかし進級まで二日

鰐渕颯さん、こんにちは。

ご自身のコメントにイサクさんリスペクトのくだりがありますので、私はお呼びでないかもしれませんが、のこのこお邪魔します(笑)。

御句拝読しました。御句が俳句とは呼びにくいのはイサクさんがおっしゃっている通りです。俳句に「しかし」はあまり使いません。これは小説とかの言葉。また、時間経過も馴染まないので、「〜まで」も同様です。

「課題」も、今の学生さんには普通ですが、一般社会では、「その人(団体)が対処して解決すべき問題点」となりますので、ちょっと違いますね。

私は、とりあえず「課題」はそのままにさせていただき、次のような句を考えました。

・二日分の課題残して進級す
・課題二日やり残して進級す

もう進級させちゃいました。「課題が残っていたら進級できませんよ」って?知らない(笑)。

点数: 1

「麗かや仕事帰りの胡麻団子」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 麗かや仕事帰りの胡麻団子

しゅうこうさん、こんにちは。
御句拝読しました。

先のお二方のコメントが好意的なので、私は悔しいから(笑)、意地悪なことを言おう(笑)。

げばさんがおっしゃっていることと少し関連しますが、「麗かや」という上五。どうしても暖かく、明るい日差しを想像します。
しかし中七で「仕事帰り」と。もちろんお昼で仕事終わる人は沢山いらっしゃるけど普通は夜。ちょっと違和感。
そして下五「胡麻団子」。全然いいのですが、胡麻団子って、私の知る限りでは中華料理屋のデザート。これだけ食べるって、あまりないと思うのですが。串団子とかではダメですか?

出来がいいので、いじりたくなっただけですので(笑)、気にしないでください。夜でも麗かなのが春かもしれないし!

点数: 1

「春風に空をふはふはレジ袋」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春風に空をふはふはレジ袋

こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。この光景、わかります!たまに見かけますよ。気球とか、凧とかはこういう原理か?などと考えたりします。

ということで、よくわかるのですが、わかるだけに、なんだか物足りないような気がします。
ちゃあきさんは日常のなんでもない場面を切り取って俳句になさるのがお得意で、それは尊敬しています。
しかし前句の腕時計の句もちょっと思ったのですが、日常のなんでもない風景が、そのままなんでもない句になっている気がします。
きつかったらごめんなさい。
何かの工夫で変わると思います。ちゃあきさんならそれがお出来になると思います。
私はわかりませんが、例えば何か、別の季語と合わせるとかは?

・レジ袋空にふわふわ春埃/八重桜/薪能/植樹祭

さもなくば大袈裟に

・春風に気球となりしレジ袋
・春風に天に登りしレジ袋

さもなくば川柳に

・風に舞うレジ袋でも二円浮き

さもなくばオノマトペ

・春風にぷかふわふわりレジ袋
・春風に飛んで回ってレジ袋

さもなくば感情移入

・春風に俺の心はレジ袋
・春風に乗ってみたいなレジ袋

このくらいにします。もう寝ないと…。

点数: 2

「春寒や会いたくはない人に会い」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春寒や会いたくはない人に会い

芦川次郎さん、こんにちは。
御句拝読しました。
卓鐘さんのコメントと似ているのですが、多少重複感があると思いますが聞いてください。

原句は、「うわ、嫌なヤツと会っちまったな…。コイツには会いたくなかった…」という意味ですよね。

しかし読み方によっては、
「今日こそ話をつけてやる。アイツには会いたくはないが、仕方ない」という場面にも取れます。

前者の場合には、後の方の「会い」を「遭い」にするといいと、思いますが、私の提案句はちょっと違うのです。
ご自身のコメントから拝借して

・春寒やちょっと苦手な人に遭い

点数: 1

「カニューラの夫と眺むる花吹雪」の批評

回答者 なお

添削した俳句: カニューラの夫と眺むる花吹雪

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。
私はカニューラって知りませんでした。しかし字面から、カテーテルの親戚かなとは思いました。
そしてコメントを拝読してわかりました。ああ、あの、酸素ボンベと鼻をつなぐあれですねと。

それを曳きながらではご不自由かと思いますが、外出がお出来になるのですから良かったですねー。

でもやはり、一歩引いてしまうようなところがあるのではないでしょうか?先へ行けば桜はもっとすごいかもしれない。「もう少し先へ行こうか?」「いいよ、この辺で。十分にきれいだよ」「そうだね、ここでいいね」そう言って、少し離れたところで休んでおられる。その様子が「夫と眺むる」という措辞に表れていると思います。
いいですね。このままいただきます。

点数: 1

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