俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1132ページ目

「焚き火して手をあぶりをる独り言」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 焚き火して手をあぶりをる独り言

なからい悠さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。確かに防火の関係で、焚き火も思うように出来なくなりましたね。特に市街地では難しいです。

御句、光景は思い浮かびます。ただ、ここからは、先のヒッチ俳句さんのコメントと似たものになりますが、私からもお伝えさせていただきます。

「焚き火して手をあぶり」では、山登りして景色眺め、とかと同様に、ごく普通、当たり前になってしまいます。
仮にそれを詠むとしても、何か添えたほうがいい。その点で下五の「独り言」は効いていますね。
ただ、句の構成が、「独り言」が独立してしまっていて、言葉は悪いですが取って付けたみたいになっているのが残念です。

私は御句を読んだ時に、

・独り言しつつ手あぶる焚き火かな

とかをまず思いました。

あるいは、コメントで「暖をとるだけでなく情緒にも」、とおっしゃっているので、

・手をあぶる心もあぶる焚き火かな

などもありかと。

手をあぶる動作を独り言と絡めて、

・独りごと手にもて遊ぶ焚き火かな

なども思いつきました。
よろしくお願いします。

点数: 1

「世の変わり焚火変はれど想ひ焼ぶ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 世の変わり焚火変はれど想ひ焼ぶ

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
御句拝読しました。
他の方もおっしゃっていますが、変わりは繰り返しをしなくても他の言い方で効果が出るのではないかと思いました。

・世につれて変わる焚き火や想ひ焼ぶ
・世は移り思ひをくべる焚き火かな
・移る世の思ひ焚き火に燃やしたき

ちなみに、私は目の前にある焚き火を見ながらの句かと思いました。
よろしくお願いします。

点数: 1

「雨しずくただ見てをりぬ桃青忌」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 雨しずくただ見てをりぬ桃青忌

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。桃青忌?私は忌日は全く詳しくなくて、知りませんでした。教えてくださり有難うございました。芭蕉翁のご命日ですか。畏れ多いことです。

忌日俳句は苦手ですが、とにかくその故人と関係ないことを詠むのだと言われていますね。
しかし、関係ないことと言っても、本当に関係ないことではダメなのでしょうから、そこが難しいところ?よくわかりません。
ですので、私はそこ以外のところについてコメントさせていただきます。

「雨しずくただ見てをりぬ」という措辞、これは確かにそうなのだろうと思います。ただこれではちょっと直接的ですので、私としては、「なぜただ見ていたのか?」とか、「本当にただ見ていただけなのか?」について触れたらより趣き深くなるのではないかと思いました。

・病室の窓の雨だれ桃青忌
・雨しずく数へてやめて桃青忌

すみません、偉そうなことを言った割に提案句が大したことないものになってしまいました。
でもせっかくですので置かせてください。よろしくお願いします。

点数: 1

「白菜の結球まえの虫の穴」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 白菜の結球まえの虫の穴

負乗さん、こんにちは。
拙句「獲れ高」にコメント有難うございました。好きな句と言ってくださって嬉しいです。
ところで、負乗さんは「なおじい」でいいですよ(笑)。あと、イサクさんにも伝えたい。いつも「なお(じい)さん」と書いてらっしゃるから(笑)。

さて御句拝読しました。私は、白菜に限らず野菜は八百屋さんとかすーはに並んでいるものしかほとんど見ることがないのでピンと来ませんが、やはりショックなのでしょうね。「白菜の虫に好かれて…」などと言っている場合ではないですね。でも、オーガニックだと仕方ないのですか?それだけ美味しいのかもしれません!
今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「漁火の連ねつらねて翁の忌」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 漁火の連ねつらねて翁の忌

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。いつも北国の風情を思わせる佳句を有難うございます。

御句、「連ねつらねて」がリズム・流れがいいですが、もしかしてこれは、漁船団の出漁の様子ですか?
私はどこかの港で、夜に漁火を煌々と点けて何艘も船出していくところを見たことがあります。
それであれば勇壮な雰囲気が出ていていいですね。

一方で私は、御句を拝読して、こんなのが浮かびました。

・漁火の沖に連なる翁の忌

沖と翁を掛けたなどというつもりは全くありません。たまたまです。漁火が沖の彼方に連なっている光景が、なんとなく芭蕉翁と通じるような気がしましたもので…。
ただ乗りみたいですみませんが置かせてください。

点数: 1

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