俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削投稿の古い順の1131ページ目

「どうしても言えない気持ち冬林檎」の批評

回答者 なお

添削した俳句: どうしても言えない気持ち冬林檎

あやめさん、こんにちは。初めまして。
ちょうどあやめさんがこの道場にご参加なさった頃から、私がちょっと仕事が混み合ってご無沙汰してしまいました。よろしくお願いします。

御句拝読しました。これまでのご投句やコメントを拝読しますと、とても素直な方のようにお見受けしました。
素直な方であればあるほど、誤解をされないようになさったほうがいいですよと申し上げたいです。俳句は短いですし、想像の余地を残す文芸と言われているので、読み手が独自の想像を膨らませるのは、それもまた俳句の良さだとは思います。ただ、できれば作者の思いの通りに受け取って欲しいですよね。

御句、素直に読めば、ましてここはコメントがありますから、恋の詩であるとわかります。
ただ、うがった見方をすれば、セクハラやパワハラに悩みながら、誰にも相談できない人の句だと、思えないこともないのでは。「どうしても言えない気持ち」が抽象的だからです。
もちろん、「冬林檎」という素敵な季語がありますから、甘酸っぱい気持ちを言い出せずにまた仕舞い込む、と繋げて読んで、恋の詩だと気付いてくれることは期待したいですけど。

私は、竜子さんのおっしゃるように、「好き」という気持ちを前面に出してもいいのではと思いました。
そこまで直接言わなくてもいいかなとも思いますが、ややこしいですが、「言えるなら好きとまで言わなくてもいいが、言えないのなら好きと言わないと伝わらない」ということです(笑)。ややこしい。
竜子さんは勉強熱心でいらっしゃって、他のご提案句もよく考えられています。ご参考になさるとよろしいかと思います。

長くなって失礼しました。これからもよろしくお願いします。

点数: 1

「新酒の香鼻毛四五本伸びにけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 新酒の香鼻毛四五本伸びにけり

葉月庵郁斗さん、こんにちは。ご無沙汰してしまい失礼しました。
拙句「辛きこと」にコメント有難うございました。
拙句はストレートな読みも深読みもできると思います。どちらも嬉しいです。
さて御句拝読しました。これは面白いですね!一般に「鼻毛が伸びる」などと言うと、眉をひそめられてしまいそうですが、御句では、その原因が、新酒のかぐわしき香りに誘われているからであり、鼻毛が勝手に引き寄せられてしまうような光景が浮かびます。

円熟味さえ感じられますね。また引き続きよろしくお願いします。

点数: 2

「冬日差す瓦礫の下のぬいぐるみ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 冬日差す瓦礫の下のぬいぐるみ

慈雨さん、こんにちは。
初投句以来、精力的にご投句なさって、また、他の方々へのコメントも丁寧でよろしいですね。

拙句「辛きこと」にも早速コメント有難うございました。「深読み」してくださるのであれば作者として嬉しいことです。

お礼に御句にコメントするにあたり、最新作にしようかとも思いましたが、最近で特に印象に残っているこの句にしました。

これはいい句ですよ。可哀想とか悲惨だとかおっしゃることなく、映像で心情を表していますね。

時節柄、戦場を思い浮かべますが、先にも出ております通り震災等でも共通するシーンであり、想像の幅が広がります。

「冬日さす」の季語がいいですね。これが「冬の雨」とかであれば、単に悲惨なだけの句になってしまうところ、厳しい中にもどこかしら希望を感じさせてくれる季語ですので、読み手も救われます。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「十二月八日の辛き煙草かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 十二月八日の辛き煙草かな

土屋郷里さん、こんにちは。少しご無沙汰しました。
拙句「辛きこと〜冬の山」にコメントおよび提案句を有難うございました。
季語が「冬の山」で、辛いことを好む友人がいるなどと詠むと、冬山登山の句になってしまうなぁ、でもそれならそれでいいか、とか思いながら投稿しました。

郷里さんのご提案句のように、明確に雪山に挑むという姿勢を見せるのも素敵ですね。勉強になります。

さて御句拝読しました。私は、自分が「辛(つら)きこと」と詠んだあとでしたので、御句も「つらき煙草」と読んでしまいました。それでも充分にいい句だと思いました。

でもコメント拝読したら「からい」なのですね。確かにそう読めますよね。

こんな言い方もありかもしれないと、ちょっと置かせてください。

・十二月八日の苦き煙草かな
・十二月八日辛めの煙草かな

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「十二月八日の辛き煙草かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 十二月八日の辛き煙草かな

土屋郷里さん、こんにちは。少しご無沙汰しました。
拙句「辛きこと〜冬の山」にコメントおよび提案句を有難うございました。
季語が「冬の山」で、辛いことを好む友人がいるなどと詠むと、冬山登山の句になってしまうなぁ、でもそれならそれでいいか、とか思いながら投稿しました。

郷里さんのご提案句のように、明確に雪山に挑むという姿勢を見せるのも素敵ですね。勉強になります。

さて御句拝読しました。私は、自分が「辛(つら)きこと」と詠んだあとでしたので、御句も「つらき煙草」と読んでしまいました。それでも充分にいい句だと思いました。

でもコメント拝読したら「からい」なのですね。確かにそう読めますよね。

こんな言い方もありかもしれないと、ちょっと置かせてください。

・十二月八日の苦き煙草かな
・十二月八日辛めの煙草かな

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

弁当も場所取りもなく運動会

回答数 : 18

投稿日時:

柘榴届く故郷のチラシに包まれて

回答数 : 34

投稿日時:

じい外しなお続けます秋の月

回答数 : 5

投稿日時:

宮島の赤き鳥居や秋の空

回答数 : 16

投稿日時:

名月の句で試すペンの書き味

回答数 : 33

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

空腹の満たぬは怖ひ磯巾着

作者名 秋沙美 洋 回答数 : 3

投稿日時:

汗ばむや少女は何を玩ぶ

作者名 長谷機械児 回答数 : 2

投稿日時:

映画より流れるメロディー秋めけり

作者名 優子 回答数 : 1

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ