俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1129ページ目

若き日の母に連れられ西瓜割

回答者 なお

添削した俳句: スイカ割り遠い思い出若き母

ウィルさん、こんにちは。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句につきましては、先にコメントなさっているげばげば様という方が丁寧なアドバイスをなさっているので、私のコメントは重複する部分もあるかと思いますがご了承ください。

御句、お気持ちはよくわかります。ある程度の年齢になりますと、子どもの頃の母との思い出がよみがえりますよね。それを俳句に詠むのは悪くはないことと思います。ただ、基本的には俳句は目の前の情景または現在の心理を詠むものであるようです。もしも昔の思い出を詠む場合は、タイムマシンでその時に戻って、小学生のウィルさんが詠むということでもいいと思いますよ。

さて、御句、意味のダブりがあります。「遠い思い出」と「若き母」。遠くまで遡るから母も若くなるので、この二つは「母の思い出」で言い尽くせます。
それよりも、このたびウィルさんがこの俳句を詠むきっかけになったことを入れ込むと、より具体性が増して、読み手の心に届きやすくなります。例えば、ウィルさんがお子さんのスイカ割に参加して昔を思い出したとか、片付けしていて昔のスイカ割の写真を見つけたとか。スーパーのスイカを見かけたので、でもいいです。
また、若き母の思い出、と言っても、そのスイカ割の時のお母さんはどんなでしたか?きれいで自慢のお母さんでしたか?おっちょこちょいのお母さん?スイカ割をしたのはウィルさん?お母さん?応援してくれた?
思い出の中のひとコマを入れてみると、読み手にウィルさんの気持ちが伝わりやすくなりますよ。

要するに、ウィルさんがお母さんの思い出に浸っているだけでは、読み手は想像が、膨らまないということです。提案句はベストではありませんが、少しは情景が浮かんでくる気がしませんでしょうか?

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「後悔よ理由に成れと悲しけれ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 後悔よ理由に成れと悲しけれ

たちの助さん、こんにちは。

褒めてくださいとのことですが、お褒めする点を見つけるのを難しく感じております。

三句同時にご投句なさいましたが、いずれもコメント欄にははじめてとかにかいめとかの記載しかありません。このサイトは、自作の俳句を投句して、ほかの皆さんに評価添削してもらおうというものです。よほど力のある人の句は、その句だけで味わえるものであり、余計な添え書きは必要ないのですが、このサイトは「道場」という名前の通り、勉強・練習の場です。そのためには、簡単であっても、その句の出来てきた背景、悩んだところ、聞いてみたい点等をコメント欄に書き込みしてくれると、他のメンバーとしてもアドバイスし易くなります。ご一考ください。

点数: 0

「古代より願ひ流るる天の川」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 古代より願ひ流るる天の川

こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。

拙句「無人駅のトイレ」のご評価ご添削有難うございました。確かに無人駅は凡人ワードと聞いて、それではと作ってみたものですが、意外にご好評をいただき嬉しく思いました。

御句、天の川とは子どもの頃からよく話に出て、それなりに空想の世界を広げるのですが、大人になると、「ああ、あれは星の集まりだよ」と途端にロマンがなくなります。

これまで天の川に実際に何が流れているかを考えた人がいたでしょうか。御句はその天の川を大人の目線でミクロに観察して、しかもロマンを忘れていないという秀句ですね。
有難うございます。

点数: 0

秋の父無心にカップ麺食らふ

回答者 なお

添削した俳句: 無心の父秋のカップ麺食らふ

こんにちは。鳥田政宗様、いつもお世話になってます。

御句、気になることがありましてコメントさせていただきます。
「無心」には二つの意味があります。一つは、邪念がないこと、一心不乱なこと。無邪気な子どもの形容にも使いますね。ポジティブな言葉です。
もう一つは、金や物品をねだること。これはあまり良い印象のものではありません。
このように、正反対の意味を持ちますので、使用にあたっては読み手に誤解を与えないような注意が必要だと思います。
「無心に〜する父」とすればいいですが、「無心の父」という言い方ですと、予期せぬ読み方をされる恐れがあります。

提案句は、その点の注意をご示唆するためのものです。

最後にげばげばさんへ。読んでおられたら、原句の作者さんのお名前を今一度ご確認ください。

点数: 0

「無心の父秋のカップ麺食らふ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 無心の父秋のカップ麺食らふ

こんにちは。鳥田政宗様、いつもお世話になってます。

>げばげばさんへ

いや、これは、げばさんのおっしゃる通り、「無心をするお父上がカップ麺を食べているさま」であり、「お父上が無心にカップ麺を食べているさま」ではないですね。
というのは、私、すみませんが鳥田さんの前句を知らなくて、げばさんに教えてもらって初めて認識しました。この前句があれば、無心は金をせびる方の意味に取るのが普通でしょう。教えてくださって有難うございました。

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