俳句添削道場(投句と批評)

小西晴菜さんの添削得点の低い順の10ページ目

「無月かな光る怪獣夜の塔」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 無月かな光る怪獣夜の塔

文法的には「吠ゆる」か「吠える」ですよね。字余りですが。

点数: 1

「バトン落つゴール手前のささら荻」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: バトン落つゴール手前のささら荻

卯筒さま。拙句「あいつ結局」にコメントくださり、ありがとうございます。褒めていただけてとても嬉しいです。
さて、御句ですが、リレー競技のひとコマで、季語「運動会」でも十分成り立つところを、いつも上品な句を詠まれる卯筒さまらしく、勝者の歓声、敗者の溜め息は封じて、秋の七草で下五をまとめられるのだな、でも「ささらハギ」ってなんだろう、小萩のことかな、なんて思っていました。
ところが······ん、違う、ハギじゃない!オギだ!漢字を読み間違っていました。
だったら「ささらオギ」って? 慌てて歳時記を見てびっくり。(なおじい様、私も知りませんでした。)
 「荻」は、風を含みて生ふる草、別名
  風聞草、風持草。
  オギの語源は、神の霊魂を招く意味の
  「招(お)ぐ」からきている、云々····。
これで、げばげば様がコメントされていたことも、なるほどと納得がいきます。
ゴール直前の無情なアクシデントは、きっと、オギが吹かせた風のせいだよ、と。
危ない、危ない、もう少しで、卯筒さまの意図を無視して、トンチンカンな解釈をしつつ、いい句ですね〜なんて言って、こんな素晴らしい句を見逃すところでした。
改めて、季語をよく知ることの大切さと、運動会のような人為的な活動もまた、四季の自然の中の営みだということを勉強させていただきました。
卯筒さま、失礼いたしました。また、ありがとうございました。

点数: 1

「尻餅の下にイガあり栗憎し」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 尻餅の下にイガあり栗憎し

お七さま。
御句、秋らしいユーモラスな情景ですね。ただ、他の方のコメントを拝読して、あれ?と思ったのですが、初読で気になるところがそれぞれ違うんですねえ。
私は「尻餅」が気になりました。栗拾いの時は、たいてい前傾してるから、特別な出来事がないと尻餅はつかないよな〜。特別な事って何·····と考えて、
 「喧嘩してイガにしりもち栗拾い」
 「雨上がりイガにしりもち栗拾い」
どちらも、子どもの栗拾い遠足のイメージです。
ついでに、字余りのパロディ句、
「しりもちや大きな栗の木の下にイガ」
····あまり参考になりませんね。

点数: 1

「好きな秋嫌な秋あり今日は好き」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 好きな秋嫌な秋あり今日は好き

なおじい様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。拙句「セーラー服の有権者」に過分な褒め言葉をいただき恐縮しております。
なおじい様は、投票の啓発活動をボランティアでなさっているのですね。本当に頭が下がります。なおじい様のような方がいらっしゃるから、日本の民主主義もかろうじて保たれているんだと確信します。
 
私が中学二年の時、担任のまさこ先生が、婚約者の海外赴任に同行するため退職されることになりました。
お別れの挨拶で、思い出を語られたあと、「最後に、クラスの皆に絶対守ってほしい約束があります。」と言われて、「生涯、何があっても必ず選挙に行きなさい。家族や友人全員が棄権してもあなただけは行きなさい。白票はだめ。入れたい候補者がいなかったら、ましかも知れない人を探して、名前を書いて帰って来なさい。」そして、ちょっと声を小さくして「特に女子はね」と言って「はい、終わり」と。
私は「○年後に集まりましょう」とか「先生のこと忘れないでね」とか「外国に手紙ちょうだい」とかいう約束かと思ったので、「え、そんな約束?」と少し寂しい気がしました。クラスの仲間たちもきっと「?」だったと思います。
でも、年齢を重ねれば重ねるほど、まさこ先生の言葉は、物事を考える基盤となり、感謝は一層深まっていきます。選挙の話題が出たら、必ずこの話をして「私は棄権したことない」と自慢しています。

俳句に関係のないことを長々と、申し訳ありません。「こんな者もいる」となおじい様の活動のちょっとした参考にでもなれば幸いです。

点数: 1

「夫に添ひ半歩先ゆく花野かな」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 夫に添ひ半歩先ゆく花野かな

あつこん様。はじめまして、小西です。拙句「セーラー服の有権者」にコメントくださり、ありがとうございます。
さて御句、単独ではもちろんですが、今までのあつこん様の手術室等の句を拝読しているだけに、とても味わい深いです。
ご主人の容態も安定し、散歩に出られた様子でしょうか?
「半歩先ゆく」に優しさと明るい心持ちが両方表現されていると感じました。
今後とも、よろしくお願いします。

点数: 1

小西晴菜さんの俳句添削依頼

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