俳句添削道場(投句と批評)

塩豆さんの添削最新の投稿順の78ページ目

「指折て標本木の桜かな」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 指折て標本木の桜かな

酔いどれ防人さんこんばんは!塩豆です。
拙句への批評ありがとうございました。とても参考になりました。「枠登り」というとても汎用性の高そうな言葉の引き出しが増えて嬉しい限りです。
さて、酔いどれ防人さんの俳句を新しいものから五つほど拝見させてもらいましたが、この俳句が一番私は好きです。「指折て」は「後幾つ寝ると五分咲き、八分咲き、満開……」といったことを勘定しているように感じました。仰る通りシンプルですが同時に味わい深い、とてもいい俳句だと私は思います。

点数: 1

「春一に鳴く声たりぬホーホケェ」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 春一に鳴く声たりぬホーホケェ

徹之さんはじめましてです!塩豆です。
私は面白い発想だと思います。座五でホーホケキョと来るのかと思いきやホーホケェで止まる。聴いていると「ケキョケキョケキョ」となんとも下手くそな鳴き方のウグイスもいますよね。
しかし、この発想を俳句として表現するのは非常に難しそうです。まず、この俳句には「春一」「鳴く声」「ホーホケェ」と春の季語であるかどうか関わらず、春を想像させるような言葉が三つもあります。読んでいて少ししつこい感じがしました。ここは「鶯」「囀り」又は春の始めであることを表現したいのであれば「春浅し」「浅春」などの季語の中からを一つ使うといいと思います。あとは「ホーホケェ」以外は春と縁遠い情報があればいいと思います。
鶯や○○○○ホーホケェ
といった具合に。○○に何を入れるのかがメチャクチャ難しいと思います……。私はちょっと今思い付きません…。

最後に、この手の変化球な俳句は伊藤園の新俳句大賞なんかには結構見る気がします。しかし一般的な俳句コンペなどではあまり見ない気がします。そもそもこんなもん俳句じゃねー、と仰る人もいるのかも知れません。一周回って(?)か、プロの俳人の作品には変化球なもの(一概に同一視できないでしょうが)も多いと感じます。
…っとここまで色々言いましたが私もまだまだ俳句修行中の身ですので間違った事を言っているかもしれません。ご了承下さい。
最後あたり日本語雑になりましたけど長文失礼しました。私はこの手の発想は好きです。

点数: 1

「再会や床に広がる花衣」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 再会や床に広がる花衣

かぬまっこさん、いつも回答ありがとうございます。塩豆です。
いい俳句だと思います。また、他の方が手直しされてた「密会や床に広がる花衣」もエロチックでいいですね。

点数: 1

「伊予柑をへたから剥いて眼鏡拭く」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 伊予柑をへたから剥いて眼鏡拭く

森教安さんこんばんは!塩豆です。
句切れの無い句には原則として連用止めは使えないとの事ですがすみませんが私は聞いた事がありませんでした。勉強不足だったかもです。これを見ているどなたか存じておられないですかね…。

点数: 0

「伊予柑をへたから剥いて眼鏡拭く」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 伊予柑をへたから剥いて眼鏡拭く

塩豆です。はじめましてです!
イヨカンを剥くと汁の霧が出て「眼鏡を拭く」という行為に及んだものと自分は解釈しました。読み返すとじわりじわり効いてくる俳句に感じます。惜しいのはもう少し飛躍的な発想が欲しいということろでしょうか。じわりじわり効いてくると申しましたが少し薄味な感じがします。
また、これはどちらでもいい気もしますが自分であれば座五の「眼鏡拭く」を連用止めにして「眼鏡拭き」にします。句の雰囲気的にはこちらの方が合っているかもです。そうすることでお堅い感じが少し和らぐと思います。

点数: 2

塩豆さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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回答数 : 2

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投稿日時:

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