「鳥の巣のひな黙り込む親のこゑ」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 鳥の巣のひな黙り込む親のこゑ
おはようございます。
初読で「親鳥」かな?とも思ったんですが、「作者の親の声」という読みもありますね。
その場合いくつか解釈が考えられて、大きく分けてふたつ。
★作者の親の声を出して(「鳥いるの?」と作者に聞いたか、「ごはんだよー」と呼びかけたか)、その声が大きかったせいか、雛たちが黙ってしまった、というやや諧謔的な解釈
★癇癪か説教か皮肉か、作者の親が作者に対して何か負の気分になることを口に出した。自分も黙ってしまったが、それが聞こえたかのように鳥の巣の雛も黙ってしまった、という皮肉的な解釈
で、思ったのですが、この句は上五「や」で切って
・鳥の巣や子の黙り込む親のこゑ
こうした方が「鳥かもしれないし、人間かもしれない」と逆に受け手に明確に託せるので、どうかな?と思った次第です。
点数: 3
