「秋澄むや手の届きたし昼の月」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 秋澄むや手の届きたし昼の月
こんばんは。
◆中七「手の届きたし」の「し」は終止形。
中七下五が切れていて、三段切れになっています。
また「手の届く」は日本語的に「手の届きたい」にはなりにくいような・・「手を届かせたい」、あるいは「手」を省いて「届きたい」でしょうか。
◆「秋澄む」と「昼の月」の季重なりです。
コメントによれば「空気が澄んでいるから手が届きそう」ということで、理屈のために季重なりさせてしまっています。感慨はどちらかだけの方がよいですね。
この句の句意では「昼の月」を残すべきだと思います。
提案句は出しませんので、推敲してみてください。
点数: 1