イサクさんの添削最新の投稿順の1409ページ目
「地を狭み秋の空を穿つ狼煙」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 地を狭み秋の空を穿つ狼煙
はじめまして。
厳しめにということで・・・
初見では意味がよくわかりませんでした。
まず「地を狭み」???「せまみ」は形容詞「狭い」ですので「地狭み」ならわかります(字足らずですが)。最初は「狭みする」(意味はお調べください)の体言止めかと思いましたが句意に合わないと思い、悩みました。
「狼煙」は本体が地上にあるものですので、この句意で使うには不向きかと思います。「穿つ」という動詞もこの場合地上から天空に穴をあけていくイメージとなりますので、違うかと思います。
「煙」=「ロケットロード」だろう、という浅い感覚で終わってしまっています。
以上厳しめ。
以下通常の添削。
地面が狭く感じて空に穴をあけて出ていく、という感覚は、ロケットロードではなく(無意識でしょうが)ロケット本体をイメージされています。「狭み」「狼煙」という格好よさげな単語を使わずに、素直に表現されれば良いかと思いました。
点数: 1
「鷹の目の煌々ネオン褪せた街」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 鷹の目の煌々ネオン褪せた街
こんばんは。
空風の句の添削ありがとうございます。私の選ぶオノマトペの凡庸さは、おそらく今後の課題となるものです。「街揺らし」いただきます。
御句、煌々を前後の両者にかけておりますが、後半にもうひとつ何かが欲しいように感じます。今は煌々としていないから、ですかね。
作者の意図という意味での作為は感じますが、気にはなりません。
点数: 1
木の葉持つ泥に塗れた吾子の顔
回答者 イサク
添削した俳句: 木の葉持つ泥の詰まった吾子の爪
こんにちは。
食卓海苔のお話、確かにそうなんですよね。とはいえ食べ物に関して言えば、乾物は無季とすると冷凍ものはどうしたらよいのかと(春に南瓜の煮物が美味しく作れる時代です)。詠み手の技量と受け手の解釈に期待するしかないのですかね。
御句、情景はよくわかります。ご自身の添削で指を爪としておりますが、「木の葉持つ」ならば「手」か「指」か「吾子本人」ではなかったかと。技巧で爪に焦点を当ててしまって、晴峯旬草さんの表現したかった光景がぼやけてしまったかのように感じました。
上五を変えることもできると思いますが、ここでは割愛いたします。
点数: 1
「暗いかな中島みゆきでも好きよ」の批評
イサクさんの俳句添削依頼
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