俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削投稿の古い順の1407ページ目

「一枚の紅葉浮きたる露天風呂」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 一枚の紅葉浮きたる露天風呂

おはようございます。

負乗様からも似た話が出ておりますが、

上五「一枚の」の部分、類想というよりは、音数がちょうど五音のため使われやすい「凡人ワード」だと思います。
中七下五にも類想感はありますので、悪い句ではなくても「どこかで見たような句」という印象が残ります。
あらちゃん様の句としてこうして世に出すなら、ひと工夫は欲しいところです。
たとえば風呂に葉なので「浮きたる」は省略しても映像は出ますね

・一枚の紅葉ちかづく露天風呂

平易な句は私も目指しているところです。
ですが、「平易な句」と「独創性のない句」は違います。
「他の誰かがどこかで作ったような句」は、「あらちゃん様の句」として褒めにくいところがありますので、添削道場にこういう句が出ると、どうしても「類想」などのワードを出さざるをえません。
よろしくお願いします。

点数: 1

「一頭の手にとどまるや秋の蝶」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 一頭の手にとどまるや秋の蝶

おはようございます。

急ぎ提案句だけ。

・山風や手に秋蝶の逗まりぬ

点数: 1

「菜の虫の色なき風に透き通る」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 菜の虫の色なき風に透き通る

こんにちは。はじめまして。

「菜虫」「色なき風」どちらも秋の季語ですね。
季重なりの指摘はあると思いますが、これはある程度できている句だと思います。

季重なりを厳しくとる相手に見せる場合や、コンテスト的なところに出す場合は、季重なりを避けるために「色なき風」を季語ではない風に変えざるをえないかなあ・・とは思います。
提案句は適当ですが・・

・菜の虫の名もなき風に透きとほる

点数: 1

「秋耕の水たつぷりと種を蒔く」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 秋耕の水たつぷりと種を蒔く

こんにちは。もう一句の方に先にコメントしました。こちらでもはじめまして。

好感の持てる素直な句です。

「種蒔き」が春の季語のため、季重なりしています。
主となる季語「秋耕」について、取入れの後の田畑を耕して次の種蒔き・植え付けに供える意味ですので、「秋の種蒔き」を後半で出すのは近すぎる気もします。

ここから可能な工夫としては、
◆季語「秋蒔」(あきまき)を使って「秋耕」を外すか
◆「秋耕」を残したまま、近さを感じさせない工夫をするか
などを考え付きました。

・秋蒔や植え込みに水たっぷりと

点数: 0

「空のさきいただきめざす影涼し」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 空のさきいただきめざす影涼し

こんばんは。登山体験ですね。

悪い句ではないのですが。

◆上五「空の先」誇張表現としてはアリだと思います。同時に、どう受け取るかを悩みました。空、普通ならば山よりも山頂よりも遠くにあるものなので、「空の先(にある)いただき」とはなんだろう?という疑問はのこりました。
◆「いただきめざす影」というのは誰の目線で、誰を見ているのだろう?というのはありました。
自分のことだとしたら、自分を「影」と呼ぶことにやや違和感、でしょうか

・いただきを目指して空にをり涼し

点数: 1

イサクさんの俳句添削依頼

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