俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の高い順の1401ページ目

「夕焼けに梅酒のさりさらり光る」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 夕焼けに梅酒のさりさらり光る

こんにちは。
お世話になっております。こちらのサイトは初めてでしょうか?

いつき組の方である程度実績のある方が、後でこちらに来るのは珍しいですね。
こちら出身で俳ポ秀作・生活地選・一句一遊天など取っている方はおりますが・・

さて御句、綺麗にまとめているとは思います。

季重なりは置いておいて、
上五を切れなしで「に」と置くなら、中七下五の「さりさらり」の置き場所が気になります。

・夕焼けに梅酒の光さりさらり

で、私ならば、という語順を置いてみます。

・さりさらり光る夕景の梅酒 (字足らず)
・さりさらり光りて夕景の梅酒
・さりさらり光りをり梅酒へ夕日

またいらしてください。

点数: 0

「麗らかや今年初味蕗のとう」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 麗らかや今年初味蕗のとう

おはようございます。

◆「うららか」が季語、「蕗の薹」も季語ですね。
 蕗の薹を食べたことを言いたいのであれば、他の季語は避けた方がいいかと思います。
 この句では「今年初味」ですでに食べてますので、屋外のことを表している「麗か」という季語を外した方がいいと思います。
◆「今年初味」が説明の言葉ですね。もう少し説明っぽさを減らしたいです。

コメントから「蕗味噌」という言葉を借ります。
「蕗味噌」も季語ですが、この内容ですので季重なりを許容して・・

・蕗味噌となりて今年の蕗の薹

「今年初味」から食べた方へ意味を寄せましたが、
「今年初めての蕗の薹を見つけた」という内容でもう一句作れます。
両方を一句に入れるのはかなり難しいと思います。

点数: 0

「凛として一目で咲いた恋の春」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 凛として一目で咲いた恋の春

おはようございます。
初心者さんですね。私はちょっと厳しめですがご容赦ください。

季語は「春」、五七五の形もできています。
ではその先へ。
俳句は十七音しかないので、十七音ですべて表現するために、曖昧なことば、無駄なことばをできるだけやめて、受け手の頭の中で想像してもらうのが良いとされています。
◆上五「凛として」
 何が(誰が)凛としているのでしょうか?
 この句の流れでは「自分が凛としている」のですが、どうも違いそうですね。
 「凛として」は初心者さんは「それっぽい言葉」として使いがちですが・・結構あいまいな言葉なので、あまり使わない方がよいと思います。
◆「一目で咲いた恋」意味はよくわかります。
 意味はわかりますが、どこかで聞いたようなフレーズですね。
 最初のうちはそれで良いと思うのですが、「どこかで聞いたような言葉」は結局、自分の俳句と言いたくても言えなくなるので・・

全体的にわからなくはないのですが、ぼやっとした言葉が多いです。
どこかから借りてきたような言葉も気になるところ。
俳句は「季語の力を借りて、風景を思い浮かべることができる」のがやはり良い句といわれがちですので、もう少し具体性がほしい感じはします。

有名な恋の句をいくつか紹介して終ります。

会ひたくて逢いたくて踏む薄氷/黛まどか
虹立ちて忽ち君の在る如し/高浜虚子
恋ふたつレモンはうまく切れません/松本恭子

点数: 0

「恋焦がれ密かな思いも沈丁花」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 恋焦がれ密かな思いも沈丁花

おはようございます。

ご本人が恋焦がれているのですかね?
季語に気持ちを託していそうな雰囲気はあります。
あと一息です。

もうひとつの方に書いたことにも近いですが、
「恋焦がれ」「密かな思い」がどちらも借りてきたような言葉ですし、意味が重なっていますので、そこを強く言わずに季語「沈丁花」の力を借りていいのではないかと・・
そして、その分もう少し具体的な「描写」を入れると・・ということで、
想像しつつ提案句を置いてみます。

・初めての恋かもしれぬ沈丁花
・恋を知る指で沈丁花をつまむ

またよろしくお願いします。

点数: 0

「遅延報ホームで足ぶみ春時雨」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 遅延報ホームで足ぶみ春時雨

こんにちは。

どうやっても「春時雨だから遅延」という因果に見えてしまいそうですが・・その点は置いといて、
「足踏み」という句の答えを書いてしまっては、面白くないかもしれません。
そこを省略したいです。

・遅延報聞いてホームの春時雨

お、うまく因果を脱出できたかな?

点数: 0

イサクさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

霜凪や飛び石次は誰が踏む

回答数 : 6

投稿日時:

行く秋やねこにフェンスのすきまあり

回答数 : 28

投稿日時:

仰ぎ見る天の方向墓参

回答数 : 47

投稿日時:

嘘つきと言はれて秋は深まれり

回答数 : 49

投稿日時:

困難も苦難も句材俳句の日

回答数 : 18

投稿日時:

イサクさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

山々の襞くつきりと建国日

作者名 負乗 回答数 : 2

投稿日時:

和の文字の風の落書き冬芒

作者名 こま爺 回答数 : 10

投稿日時:

さざ波は汀に消えて鯊の秋

作者名 感じ 回答数 : 6

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ