イサクさんの添削得点の高い順の1400ページ目
「龍淵に潜む星野仙一像」の批評
「夕焼けに梅酒のさりさらり光る」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 夕焼けに梅酒のさりさらり光る
こんにちは。
お世話になっております。こちらのサイトは初めてでしょうか?
いつき組の方である程度実績のある方が、後でこちらに来るのは珍しいですね。
こちら出身で俳ポ秀作・生活地選・一句一遊天など取っている方はおりますが・・
さて御句、綺麗にまとめているとは思います。
季重なりは置いておいて、
上五を切れなしで「に」と置くなら、中七下五の「さりさらり」の置き場所が気になります。
・夕焼けに梅酒の光さりさらり
で、私ならば、という語順を置いてみます。
・さりさらり光る夕景の梅酒 (字足らず)
・さりさらり光りて夕景の梅酒
・さりさらり光りをり梅酒へ夕日
またいらしてください。
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「麗らかや今年初味蕗のとう」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 麗らかや今年初味蕗のとう
おはようございます。
◆「うららか」が季語、「蕗の薹」も季語ですね。
蕗の薹を食べたことを言いたいのであれば、他の季語は避けた方がいいかと思います。
この句では「今年初味」ですでに食べてますので、屋外のことを表している「麗か」という季語を外した方がいいと思います。
◆「今年初味」が説明の言葉ですね。もう少し説明っぽさを減らしたいです。
コメントから「蕗味噌」という言葉を借ります。
「蕗味噌」も季語ですが、この内容ですので季重なりを許容して・・
・蕗味噌となりて今年の蕗の薹
「今年初味」から食べた方へ意味を寄せましたが、
「今年初めての蕗の薹を見つけた」という内容でもう一句作れます。
両方を一句に入れるのはかなり難しいと思います。
点数: 0
「凛として一目で咲いた恋の春」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 凛として一目で咲いた恋の春
おはようございます。
初心者さんですね。私はちょっと厳しめですがご容赦ください。
季語は「春」、五七五の形もできています。
ではその先へ。
俳句は十七音しかないので、十七音ですべて表現するために、曖昧なことば、無駄なことばをできるだけやめて、受け手の頭の中で想像してもらうのが良いとされています。
◆上五「凛として」
何が(誰が)凛としているのでしょうか?
この句の流れでは「自分が凛としている」のですが、どうも違いそうですね。
「凛として」は初心者さんは「それっぽい言葉」として使いがちですが・・結構あいまいな言葉なので、あまり使わない方がよいと思います。
◆「一目で咲いた恋」意味はよくわかります。
意味はわかりますが、どこかで聞いたようなフレーズですね。
最初のうちはそれで良いと思うのですが、「どこかで聞いたような言葉」は結局、自分の俳句と言いたくても言えなくなるので・・
全体的にわからなくはないのですが、ぼやっとした言葉が多いです。
どこかから借りてきたような言葉も気になるところ。
俳句は「季語の力を借りて、風景を思い浮かべることができる」のがやはり良い句といわれがちですので、もう少し具体性がほしい感じはします。
有名な恋の句をいくつか紹介して終ります。
会ひたくて逢いたくて踏む薄氷/黛まどか
虹立ちて忽ち君の在る如し/高浜虚子
恋ふたつレモンはうまく切れません/松本恭子
点数: 0
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