俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1398ページ目

枇杷の花嗅ぐ生真面目の鼻近し

回答者 イサク

添削した俳句: 生真面目に生き琵琶の花嗅いでみる

おはようございます。
御句拝読しました。まず他の方も言っているとおり、植物の場合は「枇杷」の方がいいと思いますのでそちらで表記します。

御句では「枇杷の花嗅ぐ」以外の情報がなかなか見えてきません。
「生真面目」はこの句の独自性であり、生かしたいと思います。「自分は生真面目である」と俳句で宣言してもなんだかなぁ・・・となってしまうので、客観的に見るようにします。
この句の場合は「生き」は要りませんね。生きている植物を「生きている」と説明する必要はありません。
あとは、「生真面目(な人)」と「枇杷の花」と、「嗅ぐ」という行為をどう料理するか・・・ですね。

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鴫鳴けば強く子を抱く女をり

回答者 イサク

添削した俳句: 鷹舞へば強く子を抱く女をり

おはようございます。

「札幌雪祭」の句の添削ありがとうございます。この句は自分ではなく他者の心情に寄り添ったのですが、この句のままでは、受け手には作者の気持ちに見えてしまうことを失念していました。ありがとうございます。勉強になります。残り8音でできる工夫をしてみます。

御句拝読しました。この句は「鷹」ありきの句なのだと思いました。
女が何に怯えているのかの想像が具体性を帯びませんでした。「鷹」の舞う姿そのものではなく、別の何かだと思ったのですが・・・夫?あるいは別の男?父親?それとも別の悪人?
そうすると「鷹舞ふ」の情景が屋外で無防備であるので、「母子」は屋内で怯える姿の方がいいかな・・・と思いましたら添削句に至りました。季語も季節も変わってしまいましてすみません。

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木造の校舎の跡や枯芙蓉

回答者 イサク

添削した俳句: 木造の校舎の跡や山眠る

こんばんは。
「返り花」の句の添削ありがとうございました。語順を入れ替えた添削を見た瞬間、背筋が伸びる思いでした。他の単語での推敲中は「返り花」を下五に置く語順も試していたのですが、投句した句では怠っておりました。下五に「返り花」を置いた方が私の句意があきらかに表現されております。ありがとうございます。

御句拝読しました。私も木造校舎を使った口です。床板の隙間など掃除が大変だった思い出があります。
上五中七を生かすとなれば季語が違うかな・・・?と思いました。校舎の跡から山へ、風景が強引に持っていかれてしまったので・・・

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SUVノーズに輝く六連星

回答者 イサク

添削した俳句: 定時には帰れぬ空に六連星

こんばんは。

「むつらぼし」は「昴」のことで冬の季語ですね。
「定時には」の語に「帰れない」というニュアンスがあるので、もう少しオブラートに包んでもよいかと思いました。
・定時過ぎ空に早くも六連星

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あなただけ知っててほしいクリスマス

回答者 イサク

添削した俳句: 貴女しか知らなくていいクリスマス

こんばんは。
一読では若者の恋愛の句だと思いました。読み手の想像力で景が広がる句ですね。
男女ではなく女性同士でも、恋愛だけではなく愛惜でも憎悪でも受け取れそうな句だと思います。
ステキな句だと思いましたが一意にはなりにくいので評価は分かれるでしょう。

点数: 1

イサクさんの俳句添削依頼

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