俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1396ページ目

「うぐひすの鳴き終ふとみて雛納む」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: うぐひすの鳴き終ふとみて雛納む

こんばんは。

「うぐひす」「雛納め」どこまで狙ってやっているか・・・という句なので、句意をはっきりお聞きするまで全体を添削するようなことはできない句なのですが。

一点。

「うぐいすの鳴き終わり」は初鳴きと違って季語ではないようですが、一般的には初夏以降かと・・・繁殖期が初夏ですので・・・そこまで狙っていたら、この句は逆に「季語っぽい語のある無季俳句」です(「雛納め」を初夏以降にやっていることになり、季語として機能しない)。

点数: 0

風渡るビルの谷間に桜咲く

回答者 イサク

添削した俳句: 摩天楼桜咲いたよ風渡る

こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
私と名前を間違えられたようですがお気になさらず。

御句拝読しました。
上五・中七・下五でそれぞれ独立してしまっているかのように見えている(この場合必ずしも三段切れとは言いません)のは難点です。上五は「摩天楼(に)」という助詞を省略しているように見えますので、それを前提で。

そもそも「摩天楼」とは「高い建物」という意味です(「ビル群」「都会」とかの意味はありません)。
「高い建物」だけでは、桜が咲く場所の風景を想像させるのは難しいのではないでしょうか。

そして下五「風渡る」が、上五中七に対して唐突に出てきます。上記の通り、場所が「摩天楼(高い建物)」なので、風が渡るとしたら屋上?ビルの間の強風?です。

この句からは明確な句意がわからないのでなんとも言えませんが、「摩天楼桜」を「都会のビルの間の桜の植木」と仮定して、「風渡る」を残して整えてみます。それが上記の例句になります。
が、この「風渡る」はやはり「桜が咲いた」という季語を生かしておりません。「桜が咲いた」がこの句の主役であるべきだと思いますので、相性のよさそうな別の語を探してみてください。

点数: 1

「年老いし我と雛のツーショット」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 年老いし我と雛のツーショット

あらためまして。
「雛」の一文字で「ひいな」の読みになるのを存じませんでした。勉強になりました。ありがとうございます。

点数: 0

春の来て風にそよいだ草の原

回答者 イサク

添削した俳句: 春来れば風にそよいだ萌葱色

こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。

「五・七・五音」「季語ひとつ」というルールはあるのですが、守らなければ認められないわけではないので・・・ただ、初心者のうちは守った方が上達が早いようです。
御句拝読しました。形式はできています。
「萌葱色」が何をさすのかわからない(植物であることはわかります)ので、そこで想像力が止まってしまいます。読む人(受け手)にそれをわからせた方が、俳句としてよさそうです。
他の技法はおいおいと・・・

点数: 0

イサクさんの俳句添削依頼

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回答数 : 24

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回答数 : 25

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