俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の低い順の1393ページ目

「木犀のかほり辿りて六地蔵」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 木犀のかほり辿りて六地蔵

こんばんは。

主役が「六地蔵」ですね・・・
「木犀のかほり」でなくても何かを辿って「六地蔵」にたどり着いた句になってしまっています。
語順や基本的な措辞をこのままならば、例えば

・木犀のかほりの先の六地蔵

ただ、語順などは再検討しても良いかと思います。

コメントにある「木犀の香りこぼれり六地蔵」ですが、こちらは季語を説明しすぎかな・・・と思います。
しばしば言われる「季語を信用していない」「受け手を信用していない」状態かと。
説明に音数を使うならば「季語じゃない方」です。

・木犀や大小ありぬ六地蔵

点数: 3

「井戸端や白菜割く音はるかかな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 井戸端や白菜割く音はるかかな

こんばんは。

下五「はるかかな」が突然出てきて驚きます。
どこか遠くで白菜を割いているのでしょうか・・・?そのわりには上五で「井戸端や」と言い切っていますね。
という句です。

コメントを読んでこの「はるか」は「昔の思い出」という意味なのだろうと推測します。
普通の日本語に置き換えて考えていただきたいのですが、「自分の昔のこと」を「はるか」という三文字では言い表しませんよね?
「はるか」だけを言った場合ば空間的な距離を表すことがほとんど(「富士ははるか」「はるか向こう」など)で、年月を言う場合は「はるか昔」「はるかな年月」「はるか未来」などと言うと思います。
こういう点を注意しないと、自分だけしかわからない意味不明の俳句になったりもします。

一句の中で時間が行ったり来たりするのは難しいです(小説でも難しいです。ましてや俳句は十七音しかないです)。ので、げばげば様からもありますが、昔のことを語るときは、昔を強調する必要がなければ、現在のことのように詠んだ方がよいです。

・井戸端に割く白菜や母の声
・白菜を割いて井戸端会議かな

点数: 3

「忍び込む緑のプール暮早し」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 忍び込む緑のプール暮早し

こんばんは。

「プール」が夏の季語で、御句でもまあまあ強めに出ているので、季重なりとしては少し厳しいように感じました。
泳ぐために忍び込んだように見えますし・・・
季語「暮早し」が下五で「プール」より後出しなのも若干損しているかも。

実際に忍び込んだのは「プール」ではなく「プールサイド」でしょうか?
この季節に泳いでないですよね?

提案句が説明的になり十七音ではうまく作れず・・・何のために集まったのかもこの提案句では想像できないですね。

・冬のプールサイド密かに友と集まりて

点数: 3

「水鳥の真白き羽の潔さ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 水鳥の真白き羽の潔さ

こんにちは。

「潔い」を断定したいかな・・・と思いました。

・水鳥の真白き羽や潔し

点数: 3

「納豆には醤油か塩か宿の朝」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 納豆には醤油か塩か宿の朝

こんにちは。

私はこの形なら「納豆に」にする派です。

・納豆に醤油か塩か宿の朝

この句だと「自分自身が、納豆に醤油か塩か、旅先で悩んでいる」と受け取れます。面白みは薄いですね・・・

点数: 3

イサクさんの俳句添削依頼

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