俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の低い順の1371ページ目

「唐鍬を打ち下ろす藪に鶯」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 唐鍬を打ち下ろす藪に鶯

おはようございます。

なぜ助詞「に」を入れてまで散文の形にしたのでしょう?
切れを入れてリズムを整えた方が、俳句としては得だと思いました

・鶯や藪へ唐鍬打ち下ろす

個人的には、季語以外の部分で風景を作った方が好きです
句意が変わりますが

・鶯や鍬打つ藪の仄暗き
・鶯や新しき鍬打ちおろし

点数: 2

「星走るラスアルグールゴルゴニオ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 星走るラスアルグールゴルゴニオ

こんばんは。この句に誰も来ないので、真面目に添削いきます。

「星走る」は主人公の必殺技を彷彿とさせるので、この「ラスアルグールゴルゴニオ」とは相性があまり良くないのではないかと思います。
なので季語を変えたいように思います。
たとえばプレバトの
「短夜やロングアイランドアイスティ/ミッツ・マングローブ」
ぐらいできればいいかなあ・・

・夜学子やラスアルグールゴルゴニオ

点数: 2

「春雨や新入りがそれやるルール」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 春雨や新入りがそれやるルール

こんばんは。

実のところ、季語「春雨」以外の部分に、映像が一切ありません。
なので想像するにも想像しきれない句でした。
句だけでは、何の集まりの「新入り」かわかりませんし。

初読では「こどもの遊び仲間に一人加わったのかな?」くらいに受け取って、「新入りが地面に線を書くルールなんだー」くらいのことを言い合っているのかな?と考えました。
違いました。

いまどきの会社で「新入りがやるルール」などと言うと、けっこうなブラック企業感が出ます。また、企業のことで「ルール」ということは社則なの?とかなりますし・・
会社でも部やセクションでローカルルール(報告連絡相談とか)は存在すると思いますが、さすがにこの件は明文化しないでしょうしできないと思います

ということで、コメントの方の映像を具体化しましょう

・新入りがゴミ片付けぬ春の雨

新入りに「やれ」なんて言いませんよ・・・ぐらいで

点数: 2

「清姫の鹹き恋さくら餅」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 清姫の鹹き恋さくら餅

こんにちは。

〆切集中問題。私は俳句道場は他の〆切の少ない月初めの週末に出してしまっています。かなり気楽に出してますね

御句
◆「清姫の鹹き恋」の措辞に、安珍清姫伝説の説明っぽさがありますね。
◆「桜餅」の塩漬けの葉の部分は桜餅の特徴のひとつなので、「鹹き」という措辞と近く、桜餅が「鹹き」の説明に使われている感があります。
◆「鹹き恋」という言い回しが、長谷様の感想の域を出ていないかも。

ということで、中七にある「鹹き」が全体的に他の部分へ悪影響を出しているような気がします。

季語「桜餅」は目の前にある(食べている、買っている)として使わざるをえないので、清姫伝説をどう「思い起こしている(本を読んでる?舞台を見ている?)」のか、かなあ・・?

・清姫やああ桜餅しほからし

思ったより悪くない句になったような?

点数: 2

「ロッカー閉め21時のバナナかな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: ロッカー閉め21時のバナナかな

おはようございます。
まだゼロコメントのこの句の良いところを言うために参上しました。

「スーパーの閉店間際」まではわからないと思いますが、「ロッカー閉め」で自分が何かを終わらせて一区切りついたことはわかります。
「21時」という時間情報が効果的で、前の「ロッカー閉め」という措辞とあわせて「何かを一区切りして、夜になってしまったがこれからバナナを食べる。まだ家事をしなければならないのかもしれないし、もうお風呂に入って寝るだけかもしれない」というところへ想像が膨らみました。
適度な情報で収まっている良い句だと思いました。

細かいところですが、この句の内容だと「21」の算用数字の指摘はあるかもしれません。ダメではないですが、俳句本来の縦書きを意識するなら「二十一時」でよいかもですね。

点数: 2

イサクさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

うららかや100円玉のかがようて

回答数 : 67

投稿日時:

啓蟄に入りましたよ鳩歩く

回答数 : 25

投稿日時:

ドカ雪と言ふと言へども春の雪

回答数 : 81

投稿日時:

初星や篝に知らぬ顔多し

回答数 : 54

投稿日時:

霜凪や飛び石次は誰が踏む

回答数 : 23

投稿日時:

イサクさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

うりずんやサーファー砂浜に転くる

作者名 イサク 回答数 : 5

投稿日時:

朧月茶こしをたたくかろき音

作者名 辻 基倫子 回答数 : 6

投稿日時:

梅雨の日や空から落ちる雨滴

作者名 トイレ 回答数 : 1

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ