「人生の始まりを告げる夏の蝉」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 人生の始まりを告げる夏の蝉
こんにちは。初めまして。よろしくお願いします。
意思表示の句、というわけですね。
この句はこの句でお残しになってよいかと思います。
一点、中八の字余りのリズムが気になりますね。
中七の字余りは上五、下五と比べてリズム感が乱れやすいです。
簡単に音数を手直しするならば助詞の省略という手があります。
・人生の始まり告げる夏の蝉
ですが、この「始まりを告げる」というのが、作者がこう思ったよ、と説明しようとしている言葉です。
ここをどうにかして、「詩」の言葉にしたい、というのがあります。
あと「蝉」だけで夏の季語になりますので、「夏の蝉」とはほとんど使いません。
「夏の」は別の言葉に言い換えた方がいいですね。
今回はよく使われる「蝉時雨」を使ってみます。
ここから、テクニック論ではいろいろできるのですが、
まずはコメントの言葉をお借りして、気持ちに正直に書いてみます。
・人生はこれからなるぞ蝉時雨
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