「処暑の庭雨に濡れたる赤い花」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 処暑の庭雨に濡れたる赤い花
おはようございます。
最近の句はまた「自分の体験を【報告】しよう」という傾向がでているかと・・・
そこにある「もの」を「詩」の「描写」にするにはどうしたらいいか?
という工夫を考えてみてください。
◆前ふたつの句について。
「字足らず」が効果的かどうか。これは俳句の先生に聞いても意見がわかれるようなことだと思いますし、句歴の短い我々程度では判断つきかねるかと思います。
適当に「効いてますね!」「効いてませんね!」とか我々が言ったところで間違っている可能性は大いにあります。それよりもできるだけリズムを守る練習を方がよいと思います。
御句、
◆これも語順が報告になっています。
助詞が省略されていますが「処暑の庭【で】」という繋がりになっていますね。
その使い方では、季語を主役にしにくいかと。
◆「たる」を使うならば文語文法なので「赤き花」ですね。
・赤き花雨に濡れたる処暑の庭
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