俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の高い順の1368ページ目

「寂しかな静かに揺らぐ冬の海」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 寂しかな静かに揺らぐ冬の海

こんにちは。

コメントのような内容は表現できていると思います。
日本海のような「冬の海」ではなく、静かな内湾のイメージですね。

上五「かな」に接続するのは終止形よりも連体形の方がいいようです。
なので文法としては「寂しきかな」だと思うのですが、
とすると字余りになるので「寂しきや」などの方がいいかもしれません。

次をお待ちしております。

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「長話飛べと念じる手乗り蜂」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 長話飛べと念じる手乗り蜂

こんにちは。

ちょっと主語が混乱して意味がわかりにくいことになってますね。

(校長の)長話(自分が)飛べと念じる(校長の)手に乗った蜂、ですから・・・
しかも「手乗り蜂」というと、げばげば様からも出ていますが、飼いならされた蜂のような印象を受けますね。

ストーリー性のある俳句もありますが、俳句十七音は短いので、まずは「ワンシーン」が伝わるかどうか、というのから、いかがでしょう。

・長話する校長の腕に蜂

点数: 0

「急に蜂必死に逃げるも刺され泣く」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 急に蜂必死に逃げるも刺され泣く

こんにちは。

動詞の整理を、というのは他の方から出ています。

「急に」「必死に」など、言葉で演出しようとする気持ちは理解できますが、ちょっと過剰に感じます。俳句は小説のように「演出しよう」という意識の強いことばがあると、逆にシラけることが多いようです。

前の句と同じく、ストーリー仕立てになっているのがあまり良くない方に出ているので、ワンシーンを意識してみては・・・と思います。

実際、蜂を見て必死に逃げているのに、それを現在のこととして俳句を仕立てる、というのはそれなりに難易度は高そうです。

なので、例えば句はちょびっと諧謔に逃げますが、

・蜂が来て蜘蛛の子散らすやうに逃げ

点数: 0

「山鳩やうす紫の藤の棚」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 山鳩やうす紫の藤の棚

こんばんは。

中七が季語「藤」のことを説明しているのですが、「薄紫色をしている」というのは説明がなくても想像できる範囲だと思います。ここが勿体ないですね。
そもそも季語ではない「山鳩」を「や」で詠嘆しており基本形でもないので、季語ではない方「山鳩」を描写するか、季語だけではわからない情報を描写するか、などなど工夫してみてください。

・山鳩の飛び去る先や藤の棚

点数: 0

「窓見れば桜おりなす春の訪れ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 窓見れば桜おりなす春の訪れ

こんばんは。はじめまして。

「流れ」というと語弊がありますが、この句には「桜」「春」とふたつの季語がつかわれていて、季重なりという状態です。
また、五七五が五七七になっているのも気になります。
この句では「窓」が電車の窓であることはわからないですが、わからなくても問題ないですね。

全体では「窓から桜が見えた」ということを言って、最後に「春の訪れ」ということばを付け足している感じです。
季語「桜」か「春」かどちらかに絞った方が良いと思います。窓から見えた景色ということなので、選ぶなら「桜」でしょうか。

・窓見れば桜織り成す景色かな

まだまだ推敲できると思いますが、とりあえずここまで。

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イサクさんの俳句添削依頼

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