俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の低い順の1368ページ目

「いとかしこしと老枝や梅の花」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: いとかしこしと老枝や梅の花

おはようございます。

単語の難しさはさておき(無学で済みません)

「老枝」が「いとかしこし」なのですよね?
助詞「と」で一旦切れてしまうので、損しているかと思います。
「と」で繋いでいることで「いとかしこし」が他人のセリフっぽいのですが、ご自身の意見とした方がいいかと思いますので、

・老枝のいとかしこしや梅の花

形容詞の終止形に「や」を使うのは文法としてはありですが、嫌う人もいるので、いちおう別の方法も・・

・老枝のかしこきことよ梅の花

点数: 3

「薪能果てて余映の長きかな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 薪能果てて余映の長きかな

こんばんは。

好きすぎて、季語より「余映」が勝ってますね。
「余映」に「長き」で「かな」ですので・・そういう句であると受け取ります。

点数: 3

「春の宵月木金の星列し」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 春の宵月木金の星列し

おはようございます。
先日のコウ様の「寒三日月惑星ふたつ従えて」の光景と同じですね?

見た映像の説明・伝達は、映像そのものや写真には敵いません。そこで勝負すると、説明文になって「だったら写真でいいじゃん」となりがちです。
いかに省略したり切れを入れたり工夫して受け手の心に想像させるか、が俳句の醍醐味なので、努力はそちらの方向へ行った方が健全です。

で、実際の写真を見せていただかないとわかりませんが、想像する映像はやはり「最も存在感のある月がメインで木星・金星が並んでいる」ような気がします。
また、俳句の世界でも「月」は季語として強い存在感を発揮しています。
とするとコウ様の形のように、「月」に「あとふたつの星が並ぶ」という表現が、標準的かなあと思いはします。

・木星や金星や春三日月や

点数: 3

「城山の跡の石垣初桜」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 城山の跡の石垣初桜

こんにちは。

「城山」という山が全国各地にあるようなので、コメントの意図からは「城」でよいかと思います。
他の方からの固有名詞の提案。固有名詞で風景を見せつつ、自分の俳句とするのは意外と難しいはずですが、それもチャレンジしてみてください!

あえて「城」だと言わずに・・・

・石垣に戦国のきづ初桜

点数: 3

「交差点君のここだよ猫の恋」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 交差点君のここだよ猫の恋

おはようございます。はじめまして。

「猫の恋」上手に使わなければならない季語です。

「猫の盛り(発情期)の声・様子」を表す季語ですので、初恋のように「綺麗な恋」に比喩させようとすると、大変な比喩になります。
発情して子作りする比喩をしていることになります。
また発情している猫の声や姿にある種のもの悲しさを感じたり、オスの場合はメスを奪い合い喧嘩する様子でもある、という季語でもあります。
猫は夜行性のため、時間帯も薄暗くなってからのイメージがつきます。
「猫の恋」の意味を知れば知るほど、あまり爽やかな恋愛ではなくなります。

「恋」という文字があるからと安易に使わず、もう少しさわやかな季語を使う方が、ご心情には合致するのではないでしょうか。
たとえば「春の風」とします。

・交差点君のここだよ春の風

で、季語を変えても変えなくても「三段切れ」というあまり良くない状態になっているのですが、長くなるのでここでは省略します。気になったら一度、検索して調べてみてください。
「三段切れ」を回避するとすれば、ちょっと十七音に収容するには単語が多いので、整理が必要なようです。たとえば、という形で置いておきます。

・君からの「ここだよ」の声春風に
・春風や交差点から君の声

点数: 3

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