俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の低い順の1366ページ目

「まだまだ逆走はしない老いの春」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: まだまだ逆走はしない老いの春

こんばんは。

「老いの春」が別の意味にとられそうなところが気になりますが・・

それはさておき
五七五に寄せられるときは寄せたほうがよいと思いました

・逆走はまだまだしない老いの春

点数: 2

「お握りと夫とふたりの花見かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: お握りと夫とふたりの花見かな

おはようございます。

「と」は並列を強く出す助詞で、リフレインしているので「おにぎりと夫と」ここまでが強く残ります。
そのあとの「ふたり」、考えれば意味はわかりますが「おにぎりと夫とふたり」という並列感があり、感覚的に違和感でした。
上五「おにぎりと夫」を並列にするのか、「夫とふたり」の「と」生かすのか、の選択で推敲できそうです

・お握りと夫とわたしの花見かな
 (並列の「と」を生かす)
・おにぎりを持ちてふたりの花見かな
 (本来の意味に近づけて、ふたりの関係を省略してみる)
・おにぎりみっつ夫とふたりの花見かな
 (「夫とふたり」を生かす上五を考える)

たとえば上のような感じです。いかがでしょうか

点数: 2

「宅配やペダルも軽き春の昼」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 宅配やペダルも軽き春の昼

こんにちは。はじめましてでしょうか?よろしくお願いします。

◆「ペダルも軽き」で、作中主体は自分が自転車にのっています。
 上五「宅配や」で詠嘆・切れを入れていますが、これは【自分】を詠嘆してしまっているのではないかなあ・・・少し違和感でした。
 上五は素直に繋いで、季語との間で切れを入れた方がよいのではないかと思いました。

・宅配のペダルの軽し春の昼

で「宅配」の描写ではない説明感や、季語の選択など、ここからまだいろいろできそうです。ここからは作句意図も絡んできますので・・

点数: 2

「初さくら縫い目の緩い推しの服」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 初さくら縫い目の緩い推しの服

こんにちは。はじめましてでしょうか?よろしくお願いします。

この句は、形はできていると思います。
句意をどう受け取るか、難しいですね。「推し」の姿が見えてきません。

普通「推し」と言えばお気に入りのアイドルや歌手・スポーツ選手・ユーチューバーなどの有名人だと思うのですが、この句では【服の縫い目の緩さ】が見えていることから、とても近くまで接近できる相手と想像します。なおかつ、顔や声ではなく「服」に注目するということは、頻繁に会える相手なのでは?と。

とすると、最近はやりの「推し友」や、自分の子を「推し」と呼んでいるのか?など身近な対象という考え方もできるのですが、【服の縫い目の緩さ】に注目するというのはどういうシチュエーションなのだろう?と悩みます。

「推し」の映像化。「推し」の姿が見えてきたら、「初さくら」との響きあいもわかると思うのです。
ただし、
「推し」というのはキラキラ輝いて見えるものだと思います。「初さくら」と映像の主役を奪い合ってしまいそう・・という懸念はあります。

句意が微妙にわからないので、提案句は出しにくいですねぇ・・
句意は全く違いますが、

・初さくら推しの真似した服を着て

点数: 2

「初さくら縫い目の緩い推しの服」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 初さくら縫い目の緩い推しの服

再訪です。
もしかして「推しの服」とは「お気に入りの服」という意味でしょうか?
と解釈すると映像が変わりますね。
以下、そちらの解釈でコメントします。

「縫い目の緩い」「推しの」がどちらも「服」を説明しています。
「縫い目の緩い」は大丈夫だと思いますが「推しの」は気持ちの説明であって映像がありません。「推しの」=「お気に入りの」という説明なしで、映像描写でそう思わせたいところです。
なぜ中七下五で「服」に注目するのか、説明なしで納得させていただければ。
それによって、季語が生きるかどうかも変わってきそうです。

点数: 2

イサクさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

うららかや100円玉のかがようて

回答数 : 48

投稿日時:

ドカ雪と言ふと言へども春の雪

回答数 : 81

投稿日時:

啓蟄に入りましたよ鳩歩く

回答数 : 24

投稿日時:

初星や篝に知らぬ顔多し

回答数 : 54

投稿日時:

霜凪や飛び石次は誰が踏む

回答数 : 23

投稿日時:

イサクさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

色褪せた銀のジッポや霜雫

作者名 回答数 : 1

投稿日時:

まだ染めし木苺の実に手をのばし

作者名 翔子 回答数 : 3

投稿日時:

雪兎野菜たつぷり入るシチュー

作者名 東次郎 回答数 : 3

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ