俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の高い順の1365ページ目

「みずばせう奥地に鳥の誘い来ぬ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: みずばせう奥地に鳥の誘い来ぬ

こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。

◆歴史的仮名遣いならば「みづばせう」ですね。
 よくわからないならば「水芭蕉」と漢字で書く方が安全です。
◆水芭蕉が鳥を誘ったのか? (擬人法)
 鳥が水芭蕉を誘ったのか? (擬人法)
 鳥が自分(作者)を誘ったのか? (擬人法)
 自分(作者)が鳥を誘ったのか?
 それとも他の組み合わせ?
 というように、【何が】【何を】誘ったのか、その点を整理した方がよいと思いました。整理できているならば、受け手にそう伝わるように・・・
 動詞を変えてしまうのも一つの手です。

「誘う」の主語目的語がわからないので、提案の句では避けてみます。

・みづばせう奥地に鳥のたどりつく

点数: 0

「かげらふの揺れしすがたよ新耕地」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: かげらふの揺れしすがたよ新耕地

こんばんは。二句目です。

◆歴史的仮名遣いならば「かげろふ」ですね。
 よくわからないならば「陽炎」と漢字で書く方が安全です。
◆上五中七は「陽炎が見えた」ということしか言っておりません。
 これと同じ意味は、「陽炎や」という五音で表せます。「陽炎や」と俳句に書いた時点で、作者には陽炎が見えている、ということを暗に伝えていますので。
 つまりこの句は「陽炎の新耕地」という十音でほぼ同じ風景になります。

中七七音がまるごと別のことに使えます。「新耕地」という単語の良い悪いもありますが、まずは「季語の説明」をすることや、「陽炎のすがた」などという言い回しを避けて、七音を作ってみてください。

点数: 0

「海明けし深海に陽の届きたり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 海明けし深海に陽の届きたり

こんばんは。
こちらは褒める方向ですね。

季語「海明け」を説明しない方がいいですよ・・・と思いつつ、でもなんとなく詩がある句です。

俳句特有の技法である「切れ」と「取り合わせ」を入れると形になりそうな気がします。
季語に取り合わせる相手を「陽」(日光)としてみます。あと、実際に深海を見ているわけではないですよね?ということで提案句を置いておきます。

・海明けや陽は深海に届くごと

点数: 0

「起きぬれば鐘の音一つ春揺らす」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 起きぬれば鐘の音一つ春揺らす

こんにちは。はじめまして。よろしくおねがいします。

厳しくしてくださいとありますが、悪くないと思います。

散文的なところだけ直したいです。
とりあえず語順だけ変えて提案の句としますが、まだ推敲できると思います。

・起きぬれば春揺らす鐘の音一つ

点数: 0

「街に出てなほ万緑の音の中」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 街に出てなほ万緑の音の中

こんにちは。

N俳に限らず、紙面に残るものはちょっと感動しますよね。某なおじい様の朝日俳壇にも期待。

さて御句ですが、ちょっとだけひとりよがり感を感じていました。「街に出てなほ〜音の中」としたのを作為と感じたから、だと思います。
「音の中」を生かすなら上五「街に出て」が違和感かな?最終形が見えないので、どこを変えるべきか難しいです。

点数: 0

イサクさんの俳句添削依頼

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