「厳冬の公園の池にカモ立ちぬ」の批評
回答者 イサク
添削した俳句： 厳冬の公園の池にカモ立ちぬ
おはようございます。
「鴨」も冬の季語
氷の上というより、池の端に立っているような印象を受けました。
コメントの映像を出すならば、季語「厳冬」よりも「池が凍った」と言ってしまった方がいいかも・・・そうすると、主役の季語は「鴨」の方がいいかも・・・
中八も解消した方がいいと思います。
・公園の池氷上の鴨の立つ
・鴨立つや公園の池凍てつきて
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「寒き朝粗目のような霜柱」の批評
回答者 イサク
添削した俳句： 寒き朝粗目のような霜柱
こんにちは。
先に出ていますが「寒き」も季語
「朝」も不要かもしれません。「霜柱」で「朝」をイメージすることは多いはずです。そこを決心すれば、上五の五音まるごと、別のことに使えますね。
・きらめいたザラメのような霜柱
・霜柱ザラメのようにちりばめて
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「ブリザード最速のワイパーむなし」の批評
回答者 イサク
添削した俳句： ブリザード最速のワイパーむなし
こんばんは。はじめまして。
あまり俳句
日本の吹雪をどこまで「ブリザード」と呼んでいいのかわかりませんが、季節感はありますね。以下、季語
「ブリザード」だから「ワイパーがむなしい」という繋がりになっていて、季語「ブリザード」が、単なる「むなしい」の理由になってしまっています。句の主役が「むなしい」という気持ちです。
語順を変えるだけでも少し変わります。
・最速のワイパーむなしブリザード
・ワイパーのむなしき動きブリザード
ただ、私ならば「むなしい」と自分の気持ちを主張するより、受け取る人が面白がるような工夫を入れたいです。
・ワイパーの楽しき動き大吹雪
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「池の氷閉めるか否かの止水弁」の批評
回答者 イサク
添削した俳句： 池の氷閉めるか否かの止水弁
こんばんは。
先に出ていますが「池の氷があるから止水弁を閉めるか否か（判断している）」という季語
中七以降が、自分の仕事（役割）の紹介ですからね・・・
「閉めるか否かの」などという説明ではなく、「閉めようか」など、完全に自分の気持ちにできるのならば、詩にはなるかもしれませんが・・・
・止水弁閉めたる池の凍りつく
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「千年の星を閉ぢ込め採氷池」の批評
回答者 イサク
添削した俳句： 千年の星を閉ぢ込め採氷池
おはようございます。
詩的な措辞を持ってきましたね。
上五中七の措辞は「凍土」や「氷河」に似合いそうですね。
・千年の星閉ぢ込めて氷河流る
採氷池のままだったら・・・
・千年の星を切り取り採氷池
・千年の星切りわけて採氷池
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