俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の高い順の1355ページ目

「護摩の香の少したちたる焚火かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 護摩の香の少したちたる焚火かな

こんばんは。

「護摩の香」と書いてしまうと、風景が「焚き火」から離れて「護摩祈祷」に行ってしまいそうな気がします。
わざわざ「護摩の香」と書いているために「普通の焚き火の香ではない」ということを主張したように感じますので・・・

この書き方で「護摩」が比喩であるというには、「焚き火」と近すぎるかも・・・

点数: 0

「友からの柚子味噌よそふ志野小鉢」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 友からの柚子味噌よそふ志野小鉢

こんばんは。

もう少し柚味噌を立てたいというのはあつこん様も気づいていますね。

語順については別のパターンを考えてみます。

・柚味噌よそふ志野の小鉢へささやかに

点数: 0

「母一人日向ぼこさせ模様替へ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 母一人日向ぼこさせ模様替へ

あつこん様

本当の類想句は目につくところに出てきにくいのです。
選に入りにくいので。
どのようにお調べになったかわかりませんが、誰かの代表的な句として紹介されているとしたら、すでに類想句ではない可能性が高いですね・・・

とはいえ「日向ぼこ」の置き場所で類想を避けようという発想は新鮮でした。その手があったか!

下五「日向ぼこ」の提案句はよし造様とほぼ同じ形だったので、あえて中七にするならば・・・たとえば

・大掃除日向ぼっこの母一人

点数: 0

「終の囲碁石置く音や冬日向」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 終の囲碁石置く音や冬日向

こんばんは。

◆今度は三段切れになっています。
◆「囲碁」と「石置く音」に意味の重なりがあります。
 「終の囲碁」と言いたい気持ちはわかりましたが、中七でさらにそれを説明してしまいました。「囲碁」だけで「石を打つ音」は受け手に想像させましょう。

・冬ひなた友と向き合ふ終の囲碁

点数: 0

「泣き了へて深き眠りの日向ぼこ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 泣き了へて深き眠りの日向ぼこ

こんばんは。

中七から季語へのつなぎが気になりますね。
かぬまっこ様の「へ」も良いと思いますし・・・

・泣き了へて深く眠りて日向ぼこ
・泣き了へて深く眠れる日向ぼこ

点数: 0

イサクさんの俳句添削依頼

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