俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削投稿の古い順の1355ページ目

「曇天に諸鳥飛ぶや春深し」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 曇天に諸鳥飛ぶや春深し

こんばんは。

こちらの句、コメントのとおり「飛んでいました」という説明をしようとしています。説明の俳句は、他人を感動させにくい(詩になりにくい)ものです。
これは他の句にコメントしましたので、こちらでは省略します。

たとえば
◆「天に」「鳥」とあるので飛んでいることは想像ができます。ということで「飛ぶ」という説明をわざわざ入れなくてもいいでしょう。こういう説明を省略することで、受け手の頭の中にはむしろ、想像の映像が広がることがあります。
◆「春深し」という季語には映像が薄いので、何をもって「春が深い」のかわからないことがあります。季語はいろいろ試してみてください。俳句の中に映像を想像させてほしいです。

ちなみに「諸鳥」は何と読むのでしょうか?検索では「しょちょう」しか出てこないのですが、中七が「しょちょうとぶや」では六音の字足らずです
(【しょ】【ちょ】は俳句では1音で数えます)

たとえば「飛ぶ」を省略すれば、その分の音数で、鳥の動きなど別の要素を入れることが可能です。
季語も、夕方や日暮れ、巣に帰ろうとする鳥の風景にしてみましょうか。

・曇天を鳥行き交へり春の暮

こんな感じでいかがでしょう?
時間帯は勝手に考えてしまったので、季語下五はいろいろ試してみてください。

点数: 3

「木更津の遠き富士山春霞」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 木更津の遠き富士山春霞

こんばんは。

この句は初読で「木更津から遠景で富士山が見える」という風景で受け取りました
が、季語に「春霞」
富士山は見えているのか?見えないのか?という疑問が残りました

そしてコメントに「旅で詠みました」と・・

この句の主体はどこにいて何を見ているのでしょうか?というのが疑問となっています

とりあえず
◆天気の良い日は木更津から富士山が見えるようですが、そのような風景で季語「春霞」は厳しいかもしれません。この霞はどこにあって、何をかすませているのか?ということで。
◆木更津から遠くて富士山が見えない、という風景ならば、季語「春霞」が原因になってしまうので、あまり好ましくないかも?という気もします

受け方に迷う句でした
季語「春霞」が正しいのかどうかわからないので、例を出しづらいですね・・

点数: 1

「花を観る酒盛り交わす笑顔かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 花を観る酒盛り交わす笑顔かな

こんばんは。

お花見の様子ですね。
先にコメントの方を。「見る」「観る」は正確には意味も違いますし、漢字の違いで受ける印象も変わりますので、意図的に使い分けた方が良いと思います。辞書を確認したり、書き分けて印象を確認したり、してみてください。

御句について。
◆花見を説明するような句になっています。
 「花見」と聞けば「酒盛り」や「笑顔」までは当たり前なので、当たり前を説明してしまうのは、俳句としては勿体ないです
 また、これらを内包する季語として【花の宴】という季語があります。御句の十七音の説明がほぼ全て映像としてこの季語に入ってしまうので、やはり俳句としては弱いかなあ・・となります

◆『花を観る/酒盛り/交わす笑顔かな』というように、内容がぶちぶち切れてしまっています。これも俳句としては詩を損ないがちです
 もし「三段切れ」という言葉をご存じなら、「変則的な三段切れ」という感じです。

季語「花の宴」を使えば、「酒盛り」「笑顔」などをある程度省略できますので、他の情報を句の中に入れられます。たとえば「学校の仲間」「会社の同僚」「家族」「友人」「見知らぬ人」などの雰囲気は出せます。
その上で、伝えないと伝わらないことなどを残すのが良いかと思います。

ひとまず、花見の様子を客観的に観察している風景で、適当に例句を作ってみます。

・知らぬ顔同士笑ふや花の宴

いかがでしょうか?
もう少し季語をいろいろと調べてみることをお勧めします。「花を観る」という使い方はあまりしないことにも気づくと思います。

点数: 3

「お握りと夫とふたりの花見かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: お握りと夫とふたりの花見かな

おはようございます。

「と」は並列を強く出す助詞で、リフレインしているので「おにぎりと夫と」ここまでが強く残ります。
そのあとの「ふたり」、考えれば意味はわかりますが「おにぎりと夫とふたり」という並列感があり、感覚的に違和感でした。
上五「おにぎりと夫」を並列にするのか、「夫とふたり」の「と」生かすのか、の選択で推敲できそうです

・お握りと夫とわたしの花見かな
 (並列の「と」を生かす)
・おにぎりを持ちてふたりの花見かな
 (本来の意味に近づけて、ふたりの関係を省略してみる)
・おにぎりみっつ夫とふたりの花見かな
 (「夫とふたり」を生かす上五を考える)

たとえば上のような感じです。いかがでしょうか

点数: 2

「四月馬鹿こころは左右非対称」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 四月馬鹿こころは左右非対称

こんにちは。

この句、即吟なのにめちゃめちゃ上手いですね。

ただ、中七下五が上手すぎる詩的措辞で、嘘とも本当とも断定せずに受け手に委ねたい気がします。
対して「四月馬鹿」は「嘘です」あるいは「嘘と信じたい」というのが強調されてしまいそう。
ここは傍題の「万愚節」の方が合うかなあ・・?と思いました

・万愚節こころは左右非対称

点数: 1

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