俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の低い順の1352ページ目

「あちこちと鳴き場もとめて油蝉」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: あちこちと鳴き場もとめて油蝉

こんばんは。
コメントありがとうございます!観察の一物はほんとに運も要るので、自分的にはややまぐれ当たり感もあるのですが、評価していただけてうれしいです。

御句、あいかわらず良い光景をお持ちですねー。
「あちこち」と「鳴き場求めて」が両方あわさると、少し説明感を感じます。
「鳴き場求めて」が客観ではなく主観なので、これを詩として生かすかどうか、の選択肢はありそうですね。

・あちこちと工事現場を油蝉
・ひと夏の鳴き場もとめて油蝉

点数: 3

「秋茜舞う高原に響く歌」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 秋茜舞う高原に響く歌

こんばんは。

要素というより・・・という点をいくつか。
◆「舞う」は使わない練習をした方がいいです。初心者さんはいろんなものに「舞う」を使ってしまって、そこから先の描写が手抜きになりがちなので・・・
◆「歌」に対して「響く」、も使わない方法を考えてみてください。
◆「舞う」「響く」という説明もあり、全体が説明的になっています。
 この句は「秋茜の高原に歌」でも風景が同じです。これで十三音。
 あと四音、どうしましょうね。
◆藤田先生の本を読み進めればそのうち出てきますが、「どうだ綺麗な風景だろう」「どうだ綺麗な言葉だろう」「説明してあげましょう」という意識が前面に出るうちは詩になりにくいです。
◆なぜ型が大事というのか、という話ですけれど、
 型に嵌めるのが辛いというのなら型にはめる必要もないのですが、フォームが崩れたまま自己流で続けるスポーツと同じで、なかなか「上手」と言ってもらえないことが多いです。

・高原の音楽堂や秋茜

点数: 3

「自転車で祖父が運んだスイカ美味」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 自転車で祖父が運んだスイカ美味

こんばんは。

「美味」まで言ってしまうと詩ではなく報告文章になってしまいますね。
そこを削るだけで、別の余韻が出ますよ。

・自転車で祖父の運びしスイカかな

点数: 3

「涼風や温かな手の老牧師」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 涼風や温かな手の老牧師

こんばんは。

友也様のコメントで色々考えましたが、結局のところ「楽しくなければ俳句じゃない」ので。
わからないことは考えすぎてもわからないので、「俳句の何が楽しい」か、考えてみてもよいのではないですかね。
作るだけで楽しい、読むだけで楽しい、ならばそこまで悩む必要はないです。
上手くなりたい、という気持ちが自分にとって重要かどうか?というところになるかと。
ちなみに何事でも当たり前ですが「評価されたい」が軸になると、一部の天才さん以外には辛い道になります。

ただ、友也さんの句は、まだ藤田先生の言うことを守られていないように見えます。「涼風」と「温かい」で意味が近いですからね。
できないと悩むのは、もう少し勉強を進めてからでよいかと。

ちなみに、私は俳句に詩を出すための型の重要性を解く側の人間ですが(型が不要なら無季自由律でよいので)、楽しくないなら外れてみてもよいかと思います。

・桃の実や温かな手の老牧師

点数: 3

「半月や無事に帰国の知らせあり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 半月や無事に帰国の知らせあり

こんばんは。

この句にコメントを出そうとするたびに何か用事が入る一日でした。

他の方からも似たようなコメントがあるようですが、情報としては「友」が欲しくないですか?

他には、若干厳しめに言えば「無事に帰国」は説明感がありますし、「知らせ」はやや漠然としすぎていて映像がない感じがするのです。
なので、その「知らせ」の映像化だけでもしてみたい気がしました。「手紙」「電話」「メール」「チャット」「LINE」「言伝(ことづて)」「電報」いろいろ方法はありますね。

・半月や友の帰国の報を受く
・半月や友より帰国告ぐLINE

点数: 3

イサクさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

行く秋やねこにフェンスのすきまあり

回答数 : 25

投稿日時:

仰ぎ見る天の方向墓参

回答数 : 47

投稿日時:

嘘つきと言はれて秋は深まれり

回答数 : 49

投稿日時:

困難も苦難も句材俳句の日

回答数 : 18

投稿日時:

淀川を歩いて渡る秋の空

回答数 : 40

投稿日時:

イサクさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

緊張感静まる部屋で私と雛

作者名 まつ 回答数 : 3

投稿日時:

花野にいました証人はいません

作者名 慈雨 回答数 : 28

投稿日時:

何でも屋加代生き延び春の喜び

作者名 おいちょ 回答数 : 0

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ