俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削投稿の古い順の1348ページ目

「東風吹けば在りし日思い出巡りけり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 東風吹けば在りし日思い出巡りけり

こんばんは。はじめまして。
俳句初心者様とおみうけします。

御句、季語ひとつはありますが、五七五のリズムの乱れが気になります。字余りという方法はあるものの、初心者のうちはリズムを正しく身に着けたほうがよいと思います。

リズムの整え方ですが、御句のように無理に「けり」を使う必要はないので、そのあたりから。
たとえば

・在りし日の思い出巡る東風吹けば

語順を倒置してみました。

次に俳句の内容、たとえば「在りし日」と言われれば「思い出」だということは、みなさんわかると思います。逆に「思い出」といえば「在りし日」のことでしょう。
ということは「在りし日」「思い出」を両方使うのは説明しすぎなので、どちらか省略することができそうです。

・東風吹けば思い出多き九十九里

省略した音数で、東風の吹きそうな風景を適当に足してみました。
この形なら東風の吹く五音の地名ならなんでも入りますよね。ソテ様の思い出の地名に変えてみて試してください。

伝えたいことはもっといっぱいありますが、本日はこのあたりで。

点数: 3

「多喜二忌やペンを右手にもう一度」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 多喜二忌やペンを右手にもう一度

こんばんは。

御句では、作家の忌日に中七下五の措辞がつきすぎているように感じます。
中七下五で気持ちを全て語っているので、中七下五を変えないならば、季語は少し離した方が効くのではないかと思います。
たとえば、ですが

・春の日やペンを右手にもう一度

とかですね。

「多喜二忌」を絶対に使うならば、
◆忌日季語は風景が薄いので、他の部分で少し客観的に風景を出したいです
◆御句では「もう一度」が気持ちを説明し過ぎていて、しつこさがあります。その気持ちは季語に託す方がよいかと。季語を信頼するというやつです。

・多喜二忌のペンを右手に文机に

たとえばこんな感じです。いかがでしょう?

点数: 3

「復興を支える重機能登の春」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 復興を支える重機能登の春

こんばんは。

句以外に対してのコメントはマナーとしてはどうかな?荒れる元かな?と思いつつも、私も句以外のところへ意見してしまいます。
【詠み直し】
私は本人がやろうと思ったらやった方がよいと思います。このサイトへの投句は自主的なものですし、詠み直したら前の句が消えるわけでもないですし、推敲の練習として「比べてみてどうでしょうか?」という問いかけもできますよね。
(詠み直しで一人が大量投句すると他の人の句が流れてしまう・・というのはありますが、竜子様はそんなことしていませんし)
特に今回は意見を【肯定的】にとらえての詠み直しなので、ご自身もすっきりするのではないかと思います。

で、せっかくなので両方拝見します。
A 思い出を壊すキャタピラ能登の春
B 復興を支える重機能登の春
区別のために「A」「B」付けます。単なる記号です。

下五は同じ「能登の春」で、季語は同じ「春」

A句は、やはり「壊す」が心情として強く出ており、「思い出の何かが重機によって更地になっていく」ことへの詠嘆が強く感じられます。2024年の句と知らなければ「再開発のための解体」などの映像になりそうです。たとえば旧母校解体とかですね。
「悲嘆」なのか「事実の受け止め」なのかは断定しづらいですが、「壊す」という単語が強いので、ややマイナスの気持ちが感じられやすいとは思います。
ですが、俳句によくある「哀しい寂しいつらい出来事を、俳句という客観描写へ吐き出すことで受けとめようとする思い」という点が感じられる句です。

B句は「重機は復興のために働いているもの」という肯定を詠んだものです。これは事実だと思いますし、竜子様の中でもこちらの意見が正解だと判断した、ということだと思います。
ですが「正しいものを正しく説明しよう」という意識が強めに出てしまって、やや説明溢れる句になってしまったのではないかと思います。

「重機」に対する気持ちはB句が正しいと思いつつも、本来は今年の能登の「悲哀」「寂寥感」「復興への道」を詠みたかったのでは?

なので私の意見として、推敲ポイントは
◆「壊すキャタピラ」など、否定的に見てしまうような強い単語を遠慮する
◆映像の中に「重機」の説明が必要かどうか検討する
◆大切なのは「能登の復興を丁寧に詠むこと」
たとえばこれらの方法かな?と思いました。

・思ひ出の解体されて能登の春
・復興の道路はきれい能登の春

(余談ですが、選者の先生がいるような俳句募集に対して詠み直しを投句するのは「その前に推敲して絞り込みなさい」というツッコミを受けます。竜子様ではなく他の初心者様向けの余談でした)

点数: 2

「在りし日の思い出めぐるは東風の中」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 在りし日の思い出めぐるは東風の中

こんばんは。

御句、前回の私の「コメント途中の提案句」に似た形ではありますが、
残念ながら前回の私のコメントがきちんと解釈されていないように見受けられました。

◆「できるだけ五七五を守った方がいい」
 中七「思い出めぐるは」、また八音の字余りになっています。今回の方が簡単に修正できそうな分、意味を感じない字余りです。

◆「在りし日」と「思い出」両方使うことに意味はあるでしょうか?
 こちらは、前回のコメントや、今回のなおじい様のコメントと全く同じです。

なおじい様からも同じような意見が出ている点、ご留意していただけるとよいと思います。
他所でお出しになるための相談ということで、ご自身の句とするためにこれ以上の提案句は控えます。

よろしくお願いします。

点数: 2

「一本の棒になりたる種案山子」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 一本の棒になりたる種案山子

こんばんは。

春の季語「種案山子」は【蒔かれた種】【ちいさな苗】を守る案山子で、さほど長い間外に置いておくものではありません。それから「風」はともかく、ふつうは「雪」にさらされるようなことにはなりません。苗が死んでしまいます。
ということでこの句は、非常にリアリティの薄い句になります。

秋の季語「案山子」の傍題に「捨案山子」という放置された案山子の季語があります。これならコメントの句意で成立します。

・一本の棒になりたる捨案山子

点数: 2

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