俳句添削道場(投句と批評)

よしはむさんの添削得点の高い順に並んでいます

「あかね雲家路を急ぐ赤とんぼ」の批評

回答者 よしはむ

添削した俳句: あかね雲家路を急ぐ赤とんぼ

松岡 冨美子さん、こんにちは。
考えてみましたが、この句はこれで完成していて、手直しの必要はなさそうです。
茜雲や赤とんぼの習性がわからなかったので、調べてみました。

茜雲とは朝日や夕日を浴びて茜色に照り映える雲です。季語ではないので、赤とんぼと季重なりにはなりません。

赤とんぼは、昼行性で夜は葉っぱの裏などで眠るそうです。
人間と同じ昼行性ですので、「夕焼けの中急いで帰っているとき 同じように急いで飛んでいる赤とんぼを見て自分と重なった」という状況にぴったりですね。

点数: 7

「大根で人を殴って殺すかな」の批評

回答者 よしはむ

添削した俳句: 大根で人を殴って殺すかな

俳句は基本的に、四季、自然の風情を謳ったものなので、『殺す』といった強い言葉は、馴染まないと思います。
滑稽俳句を作るのでしたら、日常の滑稽さを意識された方が良いでしょう。
この句は、バラエティ番組のコントの様な不自然さがあるので、笑えません。
酷評、失礼しました。

点数: 5

死に際の蟷螂天を睨みけり

回答者 よしはむ

添削した俳句: 木の下のカマキリ空を睨みけり

ハオニー さん、こんにちは。
木の下とするより、卵を守っている、死に際であるという状況を上五に持ってきた方が、ドラマチックな句になると思います。

また、カマキリを見つけた作者自身を睨んでいるのでしたら、空とするより天とした方が良いかと思います。天とした方が上を仰ぎ見ている感じがするので、人間と必死に戦おうとしている様を想像しやすいと思います。

点数: 4

「草取りの泥を残すや夜の爪」の批評

回答者 よしはむ

添削した俳句: 草取りの泥を残すや夜の爪

これは良い俳句だと思います。
体験を元にされた実感のこもった句だけあって、心に響いてくるものがありますね。
ほとんど完成されていると思うので、これ以上下手に手を加えないほうが良いと思います。
おそらく句会に出したら点か確実に入ると思います。

点数: 3

「車窓へと迫る蜻蛉の番かな」の批評

回答者 よしはむ

添削した俳句: 車窓へと迫る蜻蛉の番かな

ハオニーさん、いつも添削ありがとうございます!
今回の句は、とても良い句だと思います。

単にトンボの番を描写するのではなく、車の運転中に車窓へ迫ってくるトンボの様子を捉えた着眼点がよかったと思います。

日常の何気ない様子を切り取った、この着眼点にオリジナリティがあると思います。
臨場感だけでなく、トンボを気遣う作者の想いもそこはかとなく伝わってきます。

点数: 3

よしはむさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

対岸に朱を散らしたり彼岸花

回答数 : 3

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回答数 : 4

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熱燗や妻の小言は聞こえない

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初スキー恋の告白大ジャンプ

回答数 : 1

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よしはむさんの添削依頼2ページ以降を見る

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水鏡穏やかに月映す

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作者名 負乗 回答数 : 3

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作者名 こま爺 回答数 : 0

投稿日時:

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