蕗の薹探して歩く帰り道
回答者 よしはむ
添削した俳句: 蕗の薹天に芽ふけば春模様
こんにちは。
蕗の薹とは、早春に野山などで顔を出す蕗(ふき)の花茎のことで、春の季語です。
さらに下五で「春模様」と詠んでしまっていることから、この句は季重なりとなります。
俳句には2つ以上季語を入れてはいけないというルールがあります。
この句の場合、蕗の薹が現れれば春がきたことがわかりますので、春模様は蛇足となります。
少々、句意が変わってしまうかもしれませんが、春が来たことを知るために蕗の薹を探して歩くという俳句にしてみました。
指摘事項: 季重なり
点数: 1