俳句添削道場(投句と批評)

よしはむさんの添削得点の高い順の5ページ目

門灯や翅広げたる蟷螂よ

回答者 よしはむ

添削した俳句: 飛べぬ翅広げ蟷螂空仰ぐ

大浦美津子さん、こんにちは。
擬人化の句ではなく、写生の句にしてみました。
門灯の高いところにカマキリがいたということで、上五を「門灯や」にしてみました。

点数: 1

「蟷螂女子ならば自分は身の構え」の批評

回答者 よしはむ

添削した俳句: 蟷螂女子ならば自分は身の構え

徹之さん、こんにちは。
これは笑える句ですね。

蟷螂女子は残念ながら季語ではないので、無季俳句になってしまいますが、女性をカマキリに例えたのはおもしろいと思います。
カマキリのメスは交尾後、オスを食べてしまうそうです。肉食系女子としては、極地の例えかと思います。

ただ、これは俳句というより川柳そのものの句ですので、川柳として扱った方が良いでしょう。

指摘事項: 無季俳句

点数: 1

勤労感謝日たまに食べたきホールケーキ

回答者 よしはむ

添削した俳句: 勤労感謝日たまに食べたき甘いもの

腹胃壮さん、こんにちは。
わかりやすく、とてもおもしろい句だと思います。笑わせていただきました。
23日の勤労感謝の日に投句されたのも、時節に合っていて良いと思います。

自分としては何が食べたいのか具体的に書いた方が良いかと思い、下五を「ホールケーキ」に変更しました。
字余りですが、ホールケーキは家族で食べる物なので、こちらの方が、勤労感謝を家族からしてもらいたいという句意になって、可笑しみが増して良いかと考えました。

点数: 1

古本の紅葉はらりと落ちにけり

回答者 よしはむ

添削した俳句: 古本の紅葉パサリと落ちにけり

腹胃壮さん、こんにちは。
先日は私の俳句添削ありがとうございました。

今回の句ですが、「パサリ」だと本のページのような紅葉よりもっと重いものが落ちたようなイメージになります。
そこで、「はらり」に変えてみました。

また、私としては「古本の中より紅葉散りにけり」の句の方が、良かったように思えます。
説明的な句になっているとのことですが、古本の中より紅葉が落ちている、という着眼点がおもしろい句なので、私はあまり説明的な印象な受けませんでした。

点数: 1

蕗の薹探して歩く帰り道

回答者 よしはむ

添削した俳句: 蕗の薹天に芽ふけば春模様

こんにちは。
蕗の薹とは、早春に野山などで顔を出す蕗(ふき)の花茎のことで、春の季語です。
さらに下五で「春模様」と詠んでしまっていることから、この句は季重なりとなります。
俳句には2つ以上季語を入れてはいけないというルールがあります。

この句の場合、蕗の薹が現れれば春がきたことがわかりますので、春模様は蛇足となります。
少々、句意が変わってしまうかもしれませんが、春が来たことを知るために蕗の薹を探して歩くという俳句にしてみました。

指摘事項: 季重なり

点数: 1

よしはむさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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熱燗や妻の小言は聞こえない

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初スキー恋の告白大ジャンプ

回答数 : 1

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