俳句添削道場(投句と批評)

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大根で蛸を殴打す厨かな

回答者 腹井壮

添削した俳句: 大根で人を殴って殺すかな

烏賊は季語で蛸は季語じゃないのは面白いなーと以前から思っていました。

点数: 1

死因はコンニャクでの殴打となります

回答者 大須賀一人

添削した俳句: 大根で人を殴って殺すかな

季語をより意外性の有る食材へと変更致しました
一字字余りになるのですがどうか御容赦下さい

点数: 3

寝ぼすけの手におろしたる夏大根

回答者 ハオニー

添削した俳句: 大根で人を殴って殺すかな

俳句は詩の一種ですから、なんらかの詩的な言葉は入れていただきたいです
しかも、俳句の世界で大根は「だいこ」と読むのが一般的なため、俳句を知らない人の作品であることが透けてしまいます
「だいこん」と読むこともできますが、おそらく「だいこ」と読むことを知らなかったと推測しています

作者さんに質問しなければ分からないことばかりですが、ここはもうわたしがこうだと仮定します

大根で人を殴る
→何らかの喩えである
→大根の持っている辛さが鼻を殴るかのような刺激である

そして、大根は冬の季語であるため、なんとか夏の季語にしてみます
夏に冬の句を詠むには、それ相応の実力が必要です

殺す、という動詞が俳句に似合わないのは、この言葉は強烈なイメージを持っているからです
その言葉をもて余す人が多いため、敬遠されています
だから使うのはやめましょう

手直しした句、読み方は
ねぼすけの てにおろしたる なつだいこ
です

正直、「深い意味はない」と言われても、だいたいの意味すら分かりませんでした

点数: 7

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