「水馬や無音の池に水輪かな」の批評
添削した俳句: 水馬や無音の池に水輪かな
風花さんこんにちは。
御句拝見致しました。
更なる高みを目指して欲しい風花さんだから、敢えてのコメントです。
(エラそうにすみませんです。汗)
「や」「かな」はケアレスミス。
そんなことよりも、水馬の観察がありきたり過ぎますね。
普通、池は無音のことの方が多いです。
噴水が上がっていたり、鯉がバシャバシャしていれば別ですが。
また季語「水馬」とするだけですでにそこには静寂感が漂っています。
風花さんなら、その無音の水輪に何を感じたのか?、かが詠めるはず。
例えばの句を置いて行きます。
水馬や水輪ひとつに音もなく
水馬のすべる水面に時とまる
あめんぼや夢の道づれ水輪ゆく
よろしくお願いいたします。
点数: 1