俳句添削道場(投句と批評)
ヒッチ俳句さんのランク: 師匠245段 合計点: 854

ヒッチ俳句さんの俳句添削依頼

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ウルトラのタローよ眠れ冬の星

回答数 : 10

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かなしみを何処ぞに忘る十二月

回答数 : 13

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あるがまま生きて七十枯葉跳ぶ

回答数 : 13

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あらがはず風とたはむる枯葉かな

回答数 : 13

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ロシア船北向く水押千鳥飛ぶ

回答数 : 10

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ヒッチ俳句さんの添削

「湯豆腐やすくふ母の手見つめゐる」の批評

添削した俳句: 湯豆腐やすくふ母の手見つめゐる

いちさんこんばんは。
初めまして、ヒッチ俳句です。
熱心に作句されておられることに感心致しております。
御句読ませて頂きました。
里帰りされて、母親の愛情を再確認されている情景が浮かびます。
いいと思います。
ただ、湯豆腐を掬う母の情景を詠んだ一物句ですので「湯豆腐や」と「や」切りする必要はないかなあと思います。

湯豆腐を掬ふ母の手見つめけり

よろしくお願いいたします。

点数: 1

「凍雲は荼毘の煙で育ちけり」の批評

添削した俳句: 凍雲は荼毘の煙で育ちけり

いるかさんこんばんは。
いつもありがとうございます。
御句読ませて頂きました。
寒々とした冬の空にある凍雲と荼毘の取合せはいいと思います。
下句の「育ちけり」がしっくり来ませんでした。
また「凍雲は」の「は」はやはり説明っぽくなりますね。
このままですと、季語「凍雲」よりも荼毘の煙の方が強調されてしまいます。

凍雲や荼毘の煙の繋がれり

とかはどうですか?
少し冒険になりますが、

凍雲や嗚呼斎場のけぶの濃し

またよろしくお願いいたします。

点数: 1

「寒中の凍てし湖面に風の声」の批評

添削した俳句: 寒中の凍てし湖面に風の声

博充さんこんにちは。
初めまして、ヒッチ俳句です。
拙句、我いまだ~の句にコメントありがとうございました。
ちょっとやることが重なりまして、返信が大変遅くなりすみません。
博充さんは昨年の3月からコンスタントに投句をされており感心を致しております。
(私は、昨年の6月からです。)
私もまだまだ初心者です、これをご縁に今後ともよろしくお願いいたします。
さて御句読ませて頂きました。
どこの湖か分かりませんが、寒々とした湖面の様子が浮かびます。
湖面が凍っているのですね。
いい情景なのですが、やはり季重なりが気になります。
どちらも冬の季語ですが「寒中」「凍つ」
ひとつにしたいですね。
作者の思いは「凍った湖面」にあるのかなと読ませて頂きました。

湖面凍つ滑りしごとく風の吹く

よろしくお願いいたします。

点数: 1

「霜夜とは小便に行く素足かな」の批評

添削した俳句: 霜夜とは小便に行く素足かな

負乗さんこんにちは。
拙句、我いまだ~の句にコメントありがとうございました。
ちょっとやることが重なりまして、返信が大変遅くなりすみませんでした。
確かにここの管理人さんの季語の選択は感心しませんね。(笑)
と言いつつ、「霜夜」の御句読ませて頂きました。
生活実感のある句と思います。
夏の季語に「素足」があるので、それを避けて詠んでみました。

用足しの足裏に来る霜夜かな

またよろしくお願いいたします。

点数: 0

「ポトリンと聴こえたやうな寒椿」の批評

添削した俳句: ポトリンと聴こえたやうな寒椿

めいちゃんこんにちは。
ちょっとやることがあって、返信することが出来ませんでした。
ゴメンな。
そうだよー。俳句は人との競争ではありません。どこまでも自分の心の発露です。
いつでも、どんな時でも自分らしく自分の句を詠めばいいんです。
勿論文芸ですから技法の優劣はあります、
でもそれは二の次でいいんです。
詠んで、詠んで、詠めば自然と身に付くものがあります。
詠むのが苦しいのは、人よりも上手く詠もうと思うからです。
めいは、めいの心のままに詠むことです。
ただ、ここに投句をすれば当然ながら色んな方が、色んな鑑賞をしてそれこそ色んな意見を頂戴することになります。
自分の伝えたかったことが上手く伝わらないことの方が多いかも知れませんね。
でもそんな時に、決して落ち込む必要はありません。またその意見に反論することもありません。読手は自由に好きに読むことが出来ます。それが俳句です。
添削や提案句を頂いたら、技術や技法だけを学べばいいんです。
自分の句と比較して凹む必要はありません。
また、お兄ちゃんから言えることがあるとすれば、
めいは、人の句を添削することに注力するのではなく、人の句をじっくり鑑賞することにもう少し注力した方がいいと思う。
だから、人の句を読んだら提案句を考える前に、自分の感じた感想を沢山書いてあげて下さい。相手もそれを望んでいると私は思います。

さて、御句読ませて頂きました。
この句は、「勘違い」による傑作ですね。
私はいい句と思います。
作者は、「寒椿がポトリと落ちた」とは言ってません。
「ポトリンと聴こえたやうな」と作者の感覚を読んでいる訳です。
その感覚は誰人も否定することはできないはずです。
寒椿がはらりはらりと落ちたのではなく、
普通の椿のようにポトリと落ちたら、
それはそれでとっても面白いではありませんか。
それこそが「めい」の感覚なんです。
これからも自信を持って詠んで下さい。

ヒッチ兄より。

点数: 1

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