「ふ頭まで冬灯の燈る桜木町」の批評
添削した俳句: ふ頭まで冬灯の燈る桜木町
再来、失礼いたします。
先程はコメントいただきまして、ありがとうございましした。
C案の補足でございます。
C案を考えた理由は「横浜市営地下鉄ブルーライン」の主要駅(快速停車)で、
車体に青が取り入れられており、海の色がイメージされているからでございました。
都市と港の境界を詠む現代的感覚が冴えるのではないか、と
考えてみた次第でございます。
そして、作者コメントにお書きの「要するにモダンとレトロが入り混じることが
言いたい」でございますが、桜木町にこだわらなければ昭和感が入れられそうで
ございます。青江三奈さんの『伊勢佐木町ブルース』のイメージで。
・寒燈や三奈の伊勢佐木長者町
横浜市営地下鉄ブルーラインの駅名「伊勢佐木長者町」をそのまま入れて、
青江三奈さんの『伊勢佐木町ブルース』とカブせる為に「三奈」を入れてみました。
寒燈が、昭和の残り香と現代の街明かりを一瞬繋ぐ。
「横浜」という固有名よりも遥かに深い都市情緒が立ち上がるかもしれませんし、
『伊勢佐木町ブルース』の歌詞「伊勢佐木あたりに灯(あかり)がともる
恋と情けのドゥドゥビ シュビドゥビ ジュビドゥヴァ 灯(ひ)がともる」を
思い出されるかもしれません。
以上でございます。幾度もお目通しいただき、感謝を申し上げます。
点数: 1
