独楽さんの俳句添削依頼
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独楽さんの添削
「雨音に清しく鳴るや鉄風鈴」の批評
添削した俳句: 雨音に清しく鳴るや鉄風鈴
おはようございます。
風鈴の鳴る風景、佳い句ですね。記憶にはあるものの滅多にはお目にかかれないです。
このままいただきたいところですが、雨音、鳴る、風鈴と音にまつわる言葉が繰り返えされるのが気になります。
"雨音に鉄風鈴の清し朝
御参考までに。
点数: 1
「輪郭は夕日と対峙夏灯」の批評
添削した俳句: 輪郭は夕日と対峙夏灯
おはようございます。
何に感動しているか、感動を伝えるには、この課題に果敢に取り組まれるのは決して無駄ではなく、むしろそれなくして進歩はのぞむべくもありません。
ただ、その答えを一言でこうだと言うの決して簡単ではないですが一応私の抱いている考えをお示しいたします。
1 素材の問題
⑴共感を呼ぶ素材
読者の共感を呼ぶ。日常的に誰もが抱いている、ああ、なるほどな、それそれというような事柄、情景。
⑵感動を呼ぶ素材
例え富士山見て、夕日を見て、とかの自然の中に驚きに出くわす。大自然の下ちっぽけな自分、仏教の無常感のような感覚。
2 表現の問題
感動を押し付けず、誘導する。答えを言わず少し具体的に表現するにとどめ読者の想像する部分、いはゆる余白を残す。抽象的に走らず、具体的過ぎず。正直申しますと言うは安しです。
さて御句ですが、感動の源は夕日という自然と街灯の光の対比、結局人間の営みを物ともしない夕日に対する自然感、無常感ではないでしょうか。
"夏灯夕日の中に溶けるやう
長々と失礼しました。お役に立てれば幸いわいです。
点数: 1
「男衆しづかにたたむヨットの帆」の批評
添削した俳句: 男衆しづかにたたむヨットの帆
おはようございます。
ヨットマンの帆をたたむ情景が、彼らの今日一日の活躍を想像させる佳い句だと思います。
気になる点といえば、ヨットマンよりか季語のヨットに少し謝辞を、すなはち季語を立てる句にするのもの一考かと思います。
"男衆たたむヨットの帆は静か
御参考までに。
点数: 0
「信号の影にて愚痴る酷暑かな」の批評
添削した俳句: 信号の影にて愚痴る酷暑かな
おはようございます。
信号機の下で待たされるイライラ感を信号の影という物に託すのは良いと思います。
ただ、ゆきえさんのコメントにもあるように「愚痴る」という感情を直接表現するのは避けたい気がします。
状況をそのまま述べて、イライラの感情は読者に悟ってもらうのが良いのではと思います。
"信号の影に立つ間の酷暑かな
お役に立てれば幸いです。
点数: 1