「降る雪やいちご白書をもう一度」の批評
添削した俳句: 降る雪やいちご白書をもう一度
「エイジちゃん」さん、こんにちは。
御句について。
歌の内容の要約を五七五に収めました、というのだと宜しくないと思いますが、歌のタイトルを拝借したところで叱られやしないと思います。(この歌のタイトルからして、映画の題名を拝借していたり…)
「降る雪や」とくると、
降る雪や明治は遠くなりにけり/中村草田男
どうしてもこの句がまず想起され、御句は、上五も中七下五も一緒になって、ひたすら昔を振り返っているように見えました。
中七下五に昔を振り返る感慨が十分にあるので、上五は、「別の季語ないものかなあ」と思います。
同じ雪の季語ですが、
風花やいちご白書をもう一度
とかどうでしょう。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1