「一年のまん中あたり運動会」の批評
添削した俳句: 一年のまん中あたり運動会
慈雨さん、こんにちは。
御句拝読しました。もうたくさんの方々からコメントが出ていますよね。この三連休、なんだか色々ありまして、コメントが遅くなりました。
私は、よく、モノは言い方で印象が変わるという例として、コップに半分の水の絵を使います。それを見せて、これは「まだ水が半分も残っている!やった!」と思うか、「もう水が半分しか残ってないよ…トホホ」とどちらを思うかをお聞きします。(このあとプレゼンが続くのですが、それはここでは省略します。)
御句は、私が先に例をあげたコップの水の例で行くと、前者でも後者でもなく、コップに水が半分入っている、という客観的事実を、感情を交えないで描写したものですね。
これが、「一年も半ば過ぎたり運動会」ですと、何か淋しげなところがありますが、「一年もまだ半ばなり運動会」ですと、なんだかこの人、余裕があるなぁという感じですよね。
私は、運動会をするのは大体学生で、学生にとっての一年は4月から3月ではないかと思いますので、真ん中と言えば、上期が終わった9月末から10月初めを思い浮かべますよ。
とは言え、最近は春が多いですね。これは早めにクラスの結束を高めるためと、秋は受験があるかららしいです。
・一年のちょうど真ん中運動会
「まん中あたり」をキッチリにしてみました(笑)!
点数: 1