俳句添削道場(投句と批評)
なおさんのランク: 師匠2530段 合計点: 7,709

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

友昇進喜ぶ妻や夏至近し

回答数 : 7

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水鳥の白きの中に黒一羽

回答数 : 18

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カニ缶の歳暮いつしかツナ缶に

回答数 : 25

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冬の山徒歩三分の露天風呂

回答数 : 16

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低山と言へど急坂寒椿

回答数 : 25

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なおさんの添削

「ひととせの厚みはゆたか初暦」の批評

添削した俳句: ひととせの厚みはゆたか初暦

いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。日めくりのことですね。
御句への提案過程。
最初は、「厚みはゆたか」より、「ゆたかな厚み」がいいと思いました。俳句では基本的に、「名詞+形容詞/形容動詞」の形(例:花は白い、夜は静かだ)より、「形容詞/形容動詞+名詞」の形(例:白き花、静かな夜)のほうがコンパクトに描写が出来ると思うからです。

・ひととせのゆたかな厚み初暦

でも、他の方々のコメントを拝読して、そうか、未来とか入れるのも面白いなぁと思いました。そして、

・ひととせの無限の未来初暦

とか、色々考えたのですが、そのうちに、初暦という季語そのものに、これからの一年の豊潤な可能性ある未来が詰まっているから、あまりその辺のことをいうと季語の説明になってしまうなぁと思うようになってきました。

そうなると、原点に戻って、日めくりの物理的な厚みを詠んだほうがいいかもと。

・ひととせの厚みゆたかに初暦

ああ、なんだか言っていたことと提案句が矛盾しているかも。すみません、このコメントの終盤に来て早く寝ろと怒られましたのでわけわからなくなりました。よろしくお願いします!

点数: 0

「風邪気味やいつもの湯割り芋焼酎」の批評

添削した俳句: 風邪気味やいつもの湯割り芋焼酎

山道けわしさん、こんにちは。
御句拝読しました。実際に風邪気味なのですか?用心なさってください。

さて御句、悩ましいのは、焼酎が夏の季語なのですよね。風邪は冬の季語ですが。
えーっ、焼酎は一年中飲んでるよ、とおっしゃるかもしれませんが、俳句の世界では、なかなかそうはいきません。
御句、私は、全体の流れからあまり季重なりを感じませんが、やはり、詠み替えができるようであればそうしたほうがいいかもです。

・風邪気味もいつもの湯割り特効薬

お大事になさってください。

できればわみかえ

点数: 0

「手のひらに湯気を集むや寒の内」の批評

添削した俳句: 手のひらに湯気を集むや寒の内

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。
コメントも、提案句も、第一候補と第二候補ともにもう出されてしまいました。
悔しいので(笑)、違う角度から提案句を残します。

コメントから蒸し器を使って、より具体的に。

・蒸し器から湯気を手のひら寒の内
・手のひらに蒸し器の湯気を寒の内

よろしくお願いします。

点数: 0

「大山や帽子をかぶる冬景色」の批評

添削した俳句: 大山や帽子をかぶる冬景色

まささん、こんにちは。
御句拝読しました。山が冠雪すると帽子を被ったようですよね。
ただ御句、「大山」が効いていないように思います。「大山」は、関東の人には「おおやま」であり、関西の人には「だいせん」です。どちらも名山ではありますが、冠雪で最も絵になる富士山と比べますと、知名度は…。
私はここは、普通に「山」のほうが、読み手の頭の中に、自分なりの名山を思い浮かべることができてよろしいのではと思いました。

・山々に白き帽子の冬景色
・山白き帽子をかぶる冬景色

よろしくお願いします。

点数: 1

「受験生風に負けじと英単語」の批評

添削した俳句: 受験生風に負けじと英単語

いちさん、こんにちは。
御句拝読しました。普通なら、時節柄、「風邪に負けじと」となると思うのですが、「風」なのですね。おそらく、屋外で風が吹く中、一生懸命に英単語を覚えようとしている受験生をお詠みなのでしょう。昨日今日と共通テストですしね。

私は、季語の受験生を立たせたいと思いました。

・風のなか英単語見る受験生
・風の中英語をさらう受験生

思いをお込めになった「風に負けじと」を使ってみますと、

・英語読む風に負けじと受験生

よろしくお願いします。

点数: 1

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