俳句添削道場(投句と批評)
イサクさんのランク: 師匠2525段 合計点: 7,693

イサクさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

冬空にファイヤーボールなる魔術

回答数 : 3

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冬靴やどこから入るこの砂は

回答数 : 3

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間違えて駆け込む電車コート脱ぐ

回答数 : 5

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がたごとと空風さわぐ麺すする

回答数 : 5

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からからにすきとほるよに冴ゆる空

回答数 : 3

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イサクさんの添削

「秋風の鬣聖し菊花賞」の批評

添削した俳句: 秋風の鬣聖し菊花賞

おはようございます。

歳時記を見てください」と私はよく言う方ですが、「一句一季語」という理由のひとつに「句の主役はひとつの方が、句に芯が通る」というのがあります。

御句について、
「時期や日付が毎年決まっていて季節感もあるが季語になっていない、有名イベントの固有名詞」は季語として使ってしまってもよいのではないかと、私は思ってます。
特に固有名詞は強いパワーを持っていますので、季語と同時に一句の中で使うと、句のバランスが悪くなる傾向があります。
御句で言えば「菊花賞」がそれにあたると思います。季節感を持つ強い固有名詞。

たとえば「菊花賞」を「競馬場」で言い換えれば季語「秋風」が立ちます。

・秋風にたてがみ聖し競馬場

「菊花賞」を句の主役にして残す場合、「たてがみ」で競馬のG1であることは想像でき、秋であることはわかります。「菊花」という名称には秋感もあります。そのため、「秋風」の「秋」に情報の重複があってやや煩わしい、という考え方もあります。

・たてがみへ清らかな風菊花賞

季節「秋」であることもわかりますし、季節感もあります。これ以上の季語は足しにくい、というのはわかるでしょうか?

季語を入れたいならば、「秋」と説明してしまう季語を避けると、一句の中で季語と「菊花賞」が見た目ケンカしにくいかと思います。

・たてがみへ風さやけしや菊花賞

ひとつの考え方としてご参考まで。

点数: 2

「ペルセポネ闇にゐる間の枯野かな」の批評

添削した俳句: ペルセポネ闇にゐる間の枯野かな

おはようございます。

「冬に花が咲かない理由」というギリシア神話の逸話を、俳句の形を使って説明した、という句。
こういう句が好きな選者もいると思います。

「ゐる間の」が未来までの長期間を表して説明っぽさが強くなっているので、ここを「現在の枯野」にすれば、刺さる相手に刺さるのではないでしょうか。

・ペルセポネ冥府にゐたる枯野かな

点数: 1

「冬ざるるIRISOUTする願い」の批評

添削した俳句: 冬ざるるIRISOUTする願い

おはようございます。

「アイリスアウト」
この手法自体は古い映像演出で、トムとジェリー、一休さんなど、昔のアニメや映画で多用された手法。今でも「古っぽいギャグ」を意識させるような場面で、しばしば使われてます。
米津玄師がが楽曲に使った瞬間、今っぽく感じるのが面白いです。

コメントによれば「失敗や悩みがあって心に迷いが出るが、アイリスアウトして平常の生活を続けていく」、という意図でよろしいですか?

御句の語順とつながりでは、自分(他者)の「願い」がアイリスアウトしてしまう(=願いがかなわなかった?)ようにも受け取れます。加えて、季語「冬ざる」が連体形「冬ざるる」で「願い」にかかり、「願いがかなわなくて残念だー」と意味がつながります。

コメントを全部説明しようとすると大変な内容。十七音に収めるのは至難の業です。
「アイリスアウト」は七音も使うことば。「願い」とするよりも、アイリスアウトの映像をしっかり入れて、七音分の効果は出した方がよいのではないかなあ?と思いました。

・アイリスアウトして吹雪より抜け出さん (上七字余り)

点数: 1

「無秩序に散らばる過去や落葉掃く」の批評

添削した俳句: 無秩序に散らばる過去や落葉掃く

こんばんは。

自分を照らし合わせたのですね。なるほど。

コメントを見て句意が確定しましたが、
◆初読で、「落葉」は「樹の過去が吐き出されたもの」と断定して、その「樹の過去」が無秩序に散らばっている、という句だと受け取っていました。

◆「無秩序」や「散らばる」などのことばに若干の違和感を感じました。
 「落葉」という季語に、田上様の考えるような「無秩序に見えるように散らばっている」という風景は含んでいると思います。
 また、そもそも風や人間などの外的要因がなければ「落葉」は「無秩序」には散らばらないので・・(母樹の周辺に、秩序をもって折り重なって落ちますね)

コメントの「集める」を生かすなど、自分の比喩だと理解できるように表現した方が、生きてくる気がします。

・吾(われ)の過去めく一枚の落葉かな
・掃き集めて落葉は吾(われ)の過去のやう
・落葉掃く記憶集むるやうに掃く

点数: 4

「庭の満天星散り果てて冬がきた」の批評

添削した俳句: 庭の満天星散り果てて冬がきた

こんにちは。

「満天星散り果てて」この部分、
◆「満天星躑躅の花が散り果てて」と、「満天星紅葉の葉が散り果てて」と、どちらも解釈できてしまいます。
 下五の「冬がきた」で後者とわかりますが、あまりよい形の省略ではないですね。
◆「紅葉散る」「木の葉散る」は冬の季語。秋の季語扱いにはならないと思います。(注、「紅葉かつ散る」のかたちの場合は秋)

「葉が散って冬がきた」という内容の句です。
これは、「雪が降って冬がきた」「北風が吹いて冬がきた」など、初心者さんのよくやる系の季重なりです。初心者のうちは「冬がきた」と言いたくなってしまう気持ちはわかるのですが。

たとえば
・庭さびし満天星紅葉散り果てて
こんな感じでしょうか

点数: 1

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