「風邪に母ウイルス母はいないやう」の批評
添削した俳句: 風邪に母ウイルス母はいないやう
こんばんは。
ちょっと意味がとらえきれず、コメントを見ました。
◆「ウイルスには母がいない」という概念を述べているだけなので、ちょっと俳句にするにはしんどい内容ですね。
また「風邪の(人間の)子には(看病してくれる)母がいる」という内容も観察・描写というよりは概念に近いと思います。
◆コメントでは「いない」と断定しているのに、なぜ句では「いないやう」と音数を余分に使って推量になっているのでしょう?「いない」「おらず」と断定すればよいと思います。
ちょっと変則的に・・
・風邪の吾に母 ウイルスにいない母
まあ俳句かつ十七音にするには厳しい内容でしょう。
・風邪の吾にやさしき父母の居たりけりウイルスといふ親なきものへ
点数: 1