俳句添削道場(投句と批評)
イサクさんのランク: 師匠2380段 合計点: 7,257

イサクさんの俳句添削依頼

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待ち合はせまであと少し木の芽道

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大銀河きみを遠くで見つめてる

回答数 : 29

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落葉髪してコンビニへ地下鉄へ

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パイルダーオンと叫べよ冴ゆる街

回答数 : 16

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春立つや色を纏ひて風の舞ふ

回答数 : 34

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イサクさんの添削

「かなしびの向かふに並ぶ土筆かな」の批評

添削した俳句: かなしびの向かふに並ぶ土筆かな

おはようございます。

◆意味の切れが全くなくつながっていると受け取った場合、
 「かなしび」という単語が曖昧で、「かなしびの向かふ」ということばで作者が描こうとしている映像が何なのか、受け手が想像するのはとても大変だと思いました。
 「かなしびの向かふ」という広い映像が想像できないまま「並ぶ土筆」という小さい風景に視点が移動して、広い映像が曖昧なままになりもやっとします。

◆「かな」構文なので文法上は繋がっているのですが、意味の切れがあると解釈することも可能です。
 (例えば、「遠山に日の当たりたる枯野かな/虚子」の句の中七「日の当たりたる」は「遠山」にかかっていて「枯野」にかかっていないのは有名な話ですね)

・「かなしびの/向かふに並ぶ土筆かな」
  (かなしびの⇒土筆、という意味にもとれる)
・「かなしびの向かふに並ぶ/土筆かな」
  (かなしびの向かふに【自分が】並んでいて、取り合わせの「土筆」。虚子の「遠山」と同じ形)

 意味を上記のように考えることも可能なので、より一層解釈が増えて、どれが作者の言いたいことなのか迷います。「受け手に任せる」のと「迷わせる」のは違うので、少し整理をした方がよいと思います。
 たとえば「観念」を「風景」の中に混ぜると観念で風景が見えにくくなるので、もっと措辞を観念に寄せるか、シンプルに風景と季語に託すか、など・・・

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「春憂いふと見上げれば芽吹く青」の批評

添削した俳句: 春憂いふと見上げれば芽吹く青

こんばんは。はじめまして。

応援の句なのですね。
「褒めてください」もありますので、添削不要で。
お気持ち頂戴いたします。

「芽吹く」も季語ですので、次に俳句を作る際は「季重なり」に気を付けてみてください。

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「引き返す太極拳に春雨や」の批評

添削した俳句: 引き返す太極拳に春雨や

こんばんは。

先に出ていますが、やっていない「太極拳」が、やっているかのように受け取れますが、それでよいでしょうか?
事実だけ述べれば「諦めし太極拳や春の雨」ですが、これでは「春の雨が降ったので太極拳を諦めましたよ~~」という日記報告すぎて感動がないですし・・

事実を述べるのはよいのですが、それだけですと日記と変わらないので、どこに感動ポイントを見つけるか、ということになりますね。
やってない「太極拳」と、雨の季語「春の雨」を両方入れると、感動を生みにくい「原因・理由」になりますので、やってない「太極拳」を入れるのは諦めた方がいいかもです。

・春の雨あまりにしづかなるを知る

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「春朝やガムシロップは靄となり」の批評

添削した俳句: 春朝やガムシロップは靄となり

こんばんは。はじめまして。

御句、「靄」という言葉の受け取りに迷いました。

ガムシロップの中に糖分が固形化したという比喩でしょうか?
それとも、屋外に実際に靄が出ていて、台所のガムシロップが(何らかの理由で)屋外の靄に変わってしまったと考えたのでしょうか?

前者でしたら比喩がややわかりづらく、後者でしたら状況がわかりづらい、という感じでした。
他の意味でしたらちょっとわかりませんでした。わかりにくい句の場合、コメントに意味まで記載いただくと助かるのですが。
(とはいえ俳句は、十七音以外の説明なしで感動を届けるという側面もあるので、塩梅が難しいところですが)

点数: 0

「契りには光と見違う輝きが」の批評

添削した俳句: 契りには光と見違う輝きが

こんばんは。はじめまして。

三句、投句されているようですね。その全部がご病気からの退院と、お友達との約束をお詠みになっているようです。
それを希望にしているのですね。お気持ちは受け取ります。

俳句としては、明確な「季語」を入れた方がよいように思います。
季語に気持ちを託すのが俳句、という一面もありますので。

次の投句は、是非とも季語を意識してみてください。お待ちしています。

点数: 1

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